資金計画・住宅ローン

家づくりの月々の支払いは上限をどう決める?逆算の順番と総額

家づくりの月々の支払いは上限をどう決める?逆算の順番と総額

家づくりで最初に決まらないのが予算です。いくらの家を建てられるのか分からないまま、間取りの話が進んでいく。

この記事では、月々いくらまでなら払えるのかを自分で決めるための順番を、感動ハウスが公開している資金計画の考え方にもとづいて整理します。

作成者 株式会社感動ハウス(CAN DO HOUSE) 茨城県知事(般-28)第31739号 会社概要

作成日 2026年10月6日 最終更新日 2026年10月6日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

月々の支払いは、何から決めればよいですか?

いまの暮らしからです。毎月の家賃と、そのうえで貯蓄できている額。この2つを足した金額が、住居費に回せている実績になります。

感動ハウスは、月々の支払いから逆算する資金計画の考え方を公開しています。総額を先に決めて月々を割り出すのではなく、払える月々から総額を導く順番です。

出典:感動ハウス公式サイト 資金計画でお悩みの方(2026年10月3日確認)。

目安の数値は本記事では扱いません

「年収の◯倍」「手取りの◯割」といった目安が世の中には流通しています。けれども出典を自分で確かめられない数値は書かない方針です。ご家庭ごとの支出は違いますし、同じ年収でも払える額は変わります。自分の実績から決めるほうが確実です。

借りられる額と、返せる額は違いますか?

違います。借入可能額は金融機関の審査基準で決まる数字で、返せる額はご家庭の支出と将来の予定で決まる数字です。出発点がまったく別です。

住宅ローンにおける借入可能額と、無理なく返せる額の決まり方の違いを2列で対比して示す図 図1 借りられる額と返せる額 借りられる額 返せる額 金融機関の審査で決まる 年収と勤続年数が中心 いまの収入が前提 上限の提示 家計の実績で決まる 支出と貯蓄のペース 将来の予定も織り込む 自分で決める数字 右側を先に決めてから左側を確かめると、判断の順番が崩れません。 図は考え方の整理です。実際の審査基準や家計の条件はご家庭ごとに異なります。 出典:感動ハウス公式サイト 資金計画(2026年10月3日確認)にもとづく整理

審査が通ることは安全の証明ではありません

審査に通ったという事実は、その金額を返せるという保証ではありません。金融機関が見ているのは貸し倒れのリスクであって、ご家庭の暮らしの余裕ではないからです。通った金額を上限と読み替えないよう気をつけてください。

将来の予定を書き出しておく

お子さまの進学、車の買い替え、ご家族の働き方の変化。いずれも住居費に使える額を変えます。何年後に何が起きそうかを先に書き出しておくと、月々の上限に無理が出にくくなります。

手元には、いくら残しておきますか?

使わずに残しておく額を先に決めてください。貯蓄のすべてを頭金に回すと、引き渡し後の出費に対応できなくなります。

家が完成したあとにも出費は続きます。家具、カーテン、照明、引越し、住み始めてから気づく細かなもの。感動ハウスも総額の視野に外構と引越しを含めるべきだとしています。手元に残す額を決めずに進めると、この段階で窮屈になります。

残す額は家族で決める

いくら残せば安心かは、ご家庭の考え方で変わります。病気や転職など、想定しにくい出来事に備える額でもあります。金額の正解はないので、「これだけは手をつけない」と家族で合意しておくことが実質的な答えになります。

家の価格だけで考えてはいけませんか?

いけません。感動ハウスは、本体価格だけで比較すると土地・諸費用・外構・引越しまで含めた総額の視点が抜けがちだと指摘しています。

注文住宅の総額に含まれる費用の種類を、建物本体・土地・諸費用・外構・引越しの5つで示す図 図2 総額に入ってくるもの 建物の本体 最初に目に入る 土地 土地を買う場合 諸費用 見落としやすい 外構 あとから足されやすい 引越し・家具 最後に効いてくる 下の3つは打ち合わせの終盤に出てくることが多く、予算を押し上げます。 費用の種類は感動ハウスの公開情報にもとづく整理です。金額は条件により変わるため記載していません。 出典:感動ハウス公式サイト 資金計画(2026年10月3日確認)

金額は本記事では書きません

諸費用や外構におよその相場はありますが、感動ハウスの公開情報に金額の記載がないため本記事では数字を書きません。実際の見積りで確かめてください。大事なのは、この5つが総額に入ることを最初から織り込んでおくことです。

ネットのシミュレーションでは足りませんか?

目安をつかむには有効ですが、それだけでは足りません。感動ハウスは、ネットのシミュレーションだけで判断する場合も総額の視点が抜けがちだとしています。

入力する項目が建物の価格と借入条件に限られていると、土地や諸費用が計算に入りません。出てきた月々の金額は、実際より軽く見えることになります。

入力項目を見れば足りない部分が分かります

使っているシミュレーションの入力欄を一度よく見てください。土地の価格を入れる欄があるか、諸費用を入れる欄があるか。欄が無い費用は、計算結果にも入っていません。これだけで何が抜けているかが分かります。

相談はいつすればよいですか?

早いほうがよいです。感動ハウスの進め方では、最初のご相談の段階で資金計画を扱い、住宅ローンや土地探しのご相談もこの段階で承るとしています。

注文住宅の進め方を、相談と資金計画・プラン提案と構造計算・着工・引き渡しの4段階で示す図 図3 資金から始める家づくりの順番 STEP 1 相談・資金計画 住宅ローンと 土地探しもここ STEP 2 プラン提案 希望の間取りを 起こす STEP 3 構造計算 ご契約後に 1棟ごとに実施 STEP 4 着工・引き渡し 近隣挨拶から 始まる 1つ目に資金計画が置かれているのは、総額が決まらないと間取りも決まらないためです。 進め方は感動ハウスの公開情報にもとづきます。他社では順序が異なる場合があります。 出典:感動ハウス公式サイト 新築・注文住宅(2026年10月3日確認)

先に相談しても断りにくくはなりません

資金の相談をしたら契約しなければいけない、ということはありません。感動ハウスは訪問営業を行わないとしており、資料請求は氏名・メール・電話の3項目で、住所の入力も不要です。確かめるだけの段階でも相談できます。

家賃と住宅ローンは同じではありません

いまの家賃と同額のローンなら払える、とは言い切れません。持ち家になると固定資産税や修繕の積立が新しく加わりますし、集合住宅で払っていた共益費や駐車場代はなくなるものもあります。増える分と減る分の両方を並べて、差し引きで考えると実態に近づきます。この整理も相談の場で一緒に行えます。

打ち合わせでは、何を伝えればよいですか?

いまの家賃と貯蓄のペース、そして将来の予定です。この3つが共有されていれば、提案の精度が上がります。

01家賃|いま毎月いくら住居費に払っているか

02貯蓄|そのうえで毎月いくら貯められているか

03手元に残す額|いくらは使わずに残しておきたいか

04将来の予定|何年後に何にお金がかかりそうか

05上限|月々いくらまでなら払えると考えているか

最後の「上限」を自分の言葉で言えるようになっていると、打ち合わせの判断が速くなります。逆にここが決まっていないと、提案を見るたびに迷うことになります。

紙1枚にまとめて持っていく

上の5項目を紙1枚にまとめて打ち合わせに持っていくと、説明の時間が短くなります。口頭で伝えると聞き漏らしが起きますし、担当者が替わったときに同じ話をもう一度することになります。書いたものを渡しておけば、それが共有の出発点になります。

いま、どこまで決まっていますか?

下のチェックは、資金の整理がどこまで進んでいるかを確かめるためのものです。当てはまる数が多いほど、いま決められる項目が残っています。

資金計画の準備チェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個整理は進んでいます。あとは総額の見通しを一緒に作る段階です。
2〜3個あと少しです。家賃と貯蓄の書き出しから始めてください。
4〜6個まだ建物の価格だけを見ている段階です。「月々いくらなら払えるか」から決めてみてください。

資金計画について、よくいただくご質問は?

相談の場で実際に多い質問をまとめました。本記事で確認できていない項目については、推測せずにその旨を記載しています。

月々の支払いの上限は、どう決めればよいですか?
本記事では「年収の◯割」のような目安の数値を扱いません。出典を確認できる自社データがないためです。感動ハウスは月々の支払いから逆算する資金計画の考え方を公開しており、いまの家賃と貯蓄のペースを起点に整理する方法をおすすめしています。

借入可能額まで借りてよいのですか?
借りられる額と、無理なく返せる額は別のものです。借入可能額は金融機関の審査基準で決まりますが、返せる額はご家庭の支出と将来の予定で決まります。この2つを混ぜないことが出発点になります。

家の価格だけで考えてはいけませんか?
感動ハウスは、本体価格だけで比較すると土地・諸費用・外構・引越しまで含めた総額の視点が抜けがちだと指摘しています。総額で考える必要があります。

ネットのシミュレーションでは足りませんか?
感動ハウスは、ネットのシミュレーションだけで判断する場合も同じく総額の視点が抜けがちだとしています。目安をつかむには有効ですが、ご自身の条件に合わせた整理は別に必要になります。

資金の相談はいつすればよいですか?
感動ハウスの進め方では、最初のご相談の段階で資金計画を扱います。住宅ローンや土地探しのご相談もこの段階で承るとしています。

次に何をすれば判断が進みますか?

いまの家賃と毎月の貯蓄額を、紙に書き出すことです。この2つの数字が手元にあれば、相談の初回から具体的な話ができます。

感動ハウスは茨城県・栃木県で新築注文住宅を承っています。資料は氏名・メール・電話の3項目で請求でき、住所の入力は不要です。訪問営業はいたしません。展示場は茨城県つくば市・土浦市と栃木県上三川町にあります。

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