耐震等級3は標準かオプションか?確かめ方と聞く順番を解説
カタログに「耐震等級3対応」と書かれていても、その家が等級3で建つとは限りません。対応していることと、標準で入っていることは別です。
この記事では、等級3が標準なのかオプションなのかを見分ける聞き方と、同じ等級3でも差が出る部分を整理します。
作成者 株式会社感動ハウス(CAN DO HOUSE) 茨城県知事(般-28)第31739号 会社概要
作成日 2026年10月8日 最終更新日 2026年10月8日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分
耐震等級3は、標準とオプションで何が違いますか?
費用の扱いと、外せるかどうかが変わります。オプションなら追加費用の対象で、外すこともできる項目です。標準なら最初から含まれていて、外す選択肢がありません。
見積書での見え方も変わります。オプションの場合は項目として金額が立ちますが、標準の場合は本体価格に溶け込んで見えません。安く見える見積書のほうが等級が低いことがあります。
感動ハウスは、どちらですか?
標準です。感動ハウスは全棟を耐震等級3で設計し、許容応力度計算を標準としています。棟ごとに選ぶ項目ではなく、全棟で同じ水準という運用です。
出典:感動ハウス公式サイト テクノストラクチャー工法(2026年10月3日確認)。
全棟という言葉の意味
「対応できます」と「全棟で実施しています」は違う種類の記述です。前者は選べばできるという話で、後者は選ばなくてもそうなるという話です。カタログの文言を読むときは、この2つを分けて読むと実態に近づきます。
同じ等級3なら、どこも同じですか?
同じではありません。等級は結果を表す指標であって、その結果をどうやって確かめたのかは会社によってまったく変わります。ここが見えにくい部分です。
感動ハウスは、テクノストラクチャー独自基準の許容応力度計算を1棟ごとに388項目(多雪区域では440項目)実施しています。これは法令上の基準ではなく、この工法の独自基準として設けられた項目数です。
| 確かめる項目 | 感動ハウスの公開内容 | 聞き方の例 |
|---|---|---|
| 等級 | 全棟 等級3 | 標準ですか、オプションですか |
| 計算方法 | 許容応力度計算を標準 | どの計算方法で確かめますか |
| 計算項目数 | 388項目(多雪区域440項目) | 何項目を確認しますか |
| 計算の対象 | 1棟ごとに実施 | うちの家について計算しますか |
| 書面 | 構造計算書+構造計算保証書を交付 | 引き渡し時に何が残りますか |
出典:感動ハウス公式サイトの比較表には「※出典:パナソニック テクノストラクチャー総合カタログ(2026年2月現在・感動ハウス公式サイト掲載の出典表記)。本表は制度・工法一般との対比であり、特定の会社との比較ではありません。」という注記が付いています。
制度上は等級1でも建てられます
感動ハウスの比較表では、一般的な例として「等級1でも建築可」と示されています。つまり等級3は義務ではなく選択です。だからこそ、標準なのかオプションなのかという問いが意味を持ちます。
壁を増やす方法との違い
壁を増やして等級を上げる設計では、部屋の区切りが増えます。結果として広いひと続きの空間が取りにくくなります。一方、梁の性能で解く工法では壁の位置に余地が残ります。「どうやって等級3にしていますか」と聞くと、間取りへの影響まで一度に分かります。
見積書では、どう見分けますか?
項目として立っているかどうかを見ます。ただし立っていないからといって標準とは限らず、含まれていない場合もあります。
「標準仕様書」に書いてあるか
会社によっては標準仕様をまとめた書面があります。そこに耐震等級が記載されていれば、口頭の確認より確実です。「標準仕様が書かれたものはありますか」と聞いてみてください。書面で残るものはあとから見返すこともできます。
等級3にすると、間取りは制限されますか?
工法によって変わります。耐震性能を上げるために壁や柱を増やす設計もありますが、梁そのものの性能で解く方法もあります。どちらを採るかで自由度が変わります。
感動ハウスは、木の梁に鉄を組み合わせた複合梁「テクノビーム」を用いるパナソニック耐震住宅工法テクノストラクチャーを採用しています。大空間のLDK、高い天井、吹き抜け、ビルトインガレージ、狭小地の3階建てを対応できる間取りとして公開しています。
希望が通らないときは見直します
感動ハウスは、計算の結果が思わしくない場合はご希望と両立する解決策を探して設計を見直すとしています。「できません」で終わるのではなく別の形を探す進め方です。希望の優先順位を先に伝えておくと、この見直しが早く進みます。
等級だけでは家の強さは決まりません
等級は設計段階の指標です。図面どおりに施工されたかは別の話で、工事中の記録や完成後の実測で確かめる領域になります。感動ハウスは全工程で現場写真を記録・共有し、完成した現場で気密性能(C値)を実測するとしています。等級と施工は別々に確かめる必要があります。
打ち合わせでは、何と聞けばよいですか?
下の5つの質問で十分です。どれも等級を運用している会社であればその場で答えられる種類の問いなので、答え方そのものが判断材料になります。
01標準か|耐震等級3は標準ですか、オプションですか
02計算方法|どの計算方法で等級を確かめますか
03項目数|何項目を確認しますか
04対象|うちの家について1棟ごとに計算しますか
05書面|引き渡しのときに何が交付されますか
答え方そのものが情報になります
即答できる会社は運用が決まっています。「確認します」が続く場合は、棟ごとに扱いが変わる可能性があります。どちらが良いという話ではなく、確かめられる度合いが違うという話です。複数社に同じ5つを聞いて答えを並べると差が見えます。
いま、どこまで確認できていますか?
下のチェックは、耐震等級についての確認がどこまで進んでいるかを整理するためのものです。当てはまる数が多いほど、聞けば済む項目が残っています。
耐震等級の確認チェック(6項目)
当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。
当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。
当てはまった数でみる読み取り方
| 当てはまる数 | 読み取り方 |
|---|---|
| 0〜1個 | 確認は進んでいます。あとは複数社の答えを並べて比べる段階です。 |
| 2〜3個 | あと少しです。標準かオプションかと、書面の2つから聞いてください。 |
| 4〜6個 | まだ「等級3対応」という表示を見ている段階です。「標準ですか」の一言から始めてみてください。 |
耐震等級について、よくいただくご質問は?
相談の場で実際に多い質問をまとめました。本記事で確認できていない項目については、推測せずにその旨を記載しています。
耐震等級3は標準ですか、オプションですか?
会社によって異なります。感動ハウスは全棟を耐震等級3で設計し、許容応力度計算を標準としています。他社の場合は「標準ですか」と直接お尋ねください。
オプションだと何が変わりますか?
費用の扱いと、見積書での見え方が変わります。オプションであれば追加費用の対象になり、外すこともできる項目になります。標準であれば最初から含まれています。
等級3でも計算方法に違いがありますか?
あります。感動ハウスはテクノストラクチャー独自基準の許容応力度計算を1棟ごとに388項目(多雪区域では440項目)実施しています。同じ等級でも、確かめ方は会社によって変わります。
等級の証明は書面でもらえますか?
感動ハウスはお引き渡しの際に、パナソニックが発行する構造計算書と構造計算保証書を交付しています。書面が残るかどうかは契約前に確認しておきたい項目です。
等級3にすると間取りの自由度は下がりますか?
感動ハウスは木の梁に鉄を組み合わせた複合梁「テクノビーム」を用いる工法を採用し、大空間のLDKや吹き抜けを対応できる間取りとして公開しています。実際に成立するかは敷地条件と構造計算の結果によります。
次に何をすれば判断が進みますか?
資料で、等級がどう書かれているかを見ることです。「対応」と「全棟」のどちらで書かれているかに、運用の違いが表れます。
感動ハウスは茨城県・栃木県で新築注文住宅を承っています。資料は氏名・メール・電話の3項目で請求でき、住所の入力は不要です。訪問営業はいたしません。展示場は茨城県つくば市・土浦市と栃木県上三川町にあります。
標準仕様の書き方を、まず資料で確かめる
入力は氏名・メール・電話の3項目のみ。住所は不要で、訪問営業はいたしません。
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