玄関,外部空間,外観
3世代が穏やかに住まう二世帯住宅 -真岡市 N様邸-
ご長男夫婦を交えて3世代で暮らすために、古い日本家屋の建て替えを希望していたN様。1階にはN様夫婦とご両親、2階にはご長男夫婦とお孫さんが暮らす二世帯住宅になりました。
こだわったのは、「家族が集えること」と「ほどよい距離感をとれること」。1階のLDKは家族8人が集える団らんの場にしました。平日は別々に食事をされていますが、週末には家族が全員集合して食卓を囲んでいます。LDKの窓から一望できる四季折々の景色は、家族のお気に入りです。また、リビングにはお孫さんが遊べるスペースを作り、共働きのご長男夫婦をサポートできる工夫をしました。
玄関は2家族で共同です。みんなで使う場所なので、癒される空間にしたいと希望されていたN様。壁には重厚感と温かみのある大谷石を取り入れ、ご趣味の花を生けるためのニッチも造作しました。思わず深呼吸をしたくなる安らぐ空間になりました。
ご長男夫婦が暮らす2階は、窓から見える景色が思い出の軽井沢に似ていたことから「避暑地の別荘」をテーマに。窓を大きく、ベランダは広く、視界を遮るものを置かないように工夫したことで、景色を存分に楽しめるLDKになりました。別荘感を出すために、天井と床は木目を使用。ブルーグレーのアクセントクロスが組み合わさり、上質で落ち着く空間になりました。
家族みんなで集えて、ほどよい距離感もとれる、心穏やかに暮らせる二世帯住宅です。