家づくりの基礎知識

常総市で注文住宅とリフォーム|先に市の資料で確かめる3つ

常総市で注文住宅とリフォーム|先に市の資料で確かめる3つ

常総市で家を建てるか、いまの家を直すか。どちらを選ぶにしても、先に市の資料で確かめておくことがあります。

この記事では、浸水の想定、耐震の制度、相談の順番の3つを、市が公開している情報から整理します。

作成者 株式会社感動ハウス(CAN DO HOUSE) 茨城県知事(般-28)第31739号 会社概要

作成日 2026年10月31日 最終更新日 2026年10月31日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約11分

常総市で家のことを考える前に、何を確かめますか?

浸水の想定、耐震の制度の受付期間、そして依頼先の条件です。どれも市が公開していて、先に見ておくと打ち合わせの中身が変わります。

常総市は鬼怒川・小貝川・利根川に囲まれた市です。市は洪水ハザードマップを公開していて、これらの川が大雨で氾濫した場合に浸水が予想される区域と、想定される浸水深、避難所の位置などを示しています。

出典:常総市 常総市洪水ハザードマップ(ページ更新日 2026年4月13日、2026年10月4日確認)。

常総市で家づくりを考えるときに確かめる順番を、ハザードマップ・浸水継続時間・制度の受付期間・会社への相談の4段階で示す図 図1 確かめる順番 STEP 1 1 浸水の区域 洪 水 ハ ザ ー ド マ ッ プ で 自 宅 や 候 補 地 を 見 る STEP 2 2 浸水の時間 浸 水 継 続 時 間 の 図 面 で ど の く ら い 続 く か 見 る STEP 3 3 制度の期間 耐 震 の 補 助 や 診 断 の 受 付 期 間 を 市 で 確 認 STEP 4 4 会社に相談 確 か め た 内 容 を 持 っ て 設 計 の 相 談 に 入 る 1と2は市と国の資料で確かめられます。3まで済ませてから相談すると話が早く進みます。 図は本記事による整理です。制度の内容と期間は市の公開情報に基づきます。 出典:常総市の公開情報をもとに本記事で整理(2026年10月4日確認)

深さだけでなく、続く時間も見ます

浸水は、深さだけで決まりません。何日続くかで戻れるまでの時間が変わります。市は浸水の深さとは別に、浸水継続時間を示した洪水浸水想定区域が指定・公表されていることを案内しています。

マップは川ごとに分かれています

常総市の洪水ハザードマップは鬼怒川版と小貝川・利根川版に分かれています。さらに八間堀川版が別に作られています。自宅や候補地がどの川の影響を受けるのかで見る資料が変わります。

県が管理する川も入りました

令和6年4月30日に茨城県管理河川の洪水浸水想定区域図と氾濫推定図が更新され、市はこれを受けて八間堀川・飯沼川・釜屋堀川等を含めたマップに更新しています。古い版を見ていると範囲が違います。

出典:常総市 常総市洪水ハザードマップ(ページ更新日 2026年4月13日、2026年10月4日確認)。

浸水継続時間は、どこで見られますか?

市のページから、国土交通省の河川事務所の図面と浸水ナビにたどれます。どちらも地点を指定して見る形式です。

市は「浸水継続時間と浸水シミュレーション」のページで、水防法第14条第1項及び同条第3項の規定に基づき、浸水が想定される区域と予想される水深、そして浸水継続時間を示した洪水浸水想定区域が指定・公表されていると案内しています。

出典:常総市 浸水継続時間と浸水シミュレーション(ページ更新日 2023年6月1日、2026年10月4日確認)。

図面は地区名で分かれています

鬼怒川の図面は36枚に分かれていて、市のページにはそれぞれに含まれる地区名が書かれています。水海道、三妻、五箇、豊岡、石下、岡田、飯沼など。自分の地区名から見る図面を選べます。

浸水ナビで時間の変化を見ます

市は参考として国土交通省の地点別浸水シミュレーション検索システム(浸水ナビ)を案内しています。堤防が決壊したあと、どこが・いつ・どのくらい浸水するかの変化をアニメーションやグラフで見られるものです。

印刷して持ち歩くほうが早いです

候補地を歩くときは、該当する図面を印刷して持っていくと照らし合わせが早くなります。画面で拡大しながら現地を見るのは思ったより手間がかかります。

常総市のリフォームで、使える制度はありますか?

木造住宅耐震化事業があります。耐震改修工事または建替え工事の費用の一部が補助される制度で、受付期間と対象の条件が決まっています。

市のページによると、補助の額は耐震改修工事又は建替え工事費用の5分の4で、限度額は115万円です。受付期間は5月1日から10月30日までで、予算額上限に達し次第終了すると書かれています。

項目 市のページの記載
補助の額耐震改修工事又は建替え工事費用の5分の4(限度額115万円)
受付期間5月1日から10月30日まで(予算額上限に達し次第終了)
受付時間9時〜16時(土、日、祝日は除く)
工事の期限令和9年1月31日までに工事を完了すること
申込の方法申込書に記入・押印のうえ都市整備課へ(郵送・FAXは不可)
窓口都市整備課(電話 0297-23-2111)

出典:常総市 木造住宅の耐震改修費の一部を補助します(ページ更新日 2026年4月23日、2026年10月4日確認)。記載は確認時点のものです。年度や予算の状況で変わるため、申し込む前に市の最新のページをご確認ください。

対象になる家の条件があります

市のページでは、所有者が居住する一戸建ての木造住宅で、昭和56年5月31日以前に建築されたもの、階数が2階以下で延べ面積が30平方メートル以上のもの、といった条件がすべて満たされることが求められています。

工法によって対象外になります

在来軸組木造工法・伝統工法・枠組壁構法で建てられたものが対象で、プレハブ、ツーバイフォー、丸太組工法などの住宅は対象外と書かれています。自分の家がどれなのか分からない場合は、確認申請の書類が手がかりになります。

常総市の木造住宅耐震化事業で対象から外れやすい条件を、建築年・工法・区域・階数と面積・滞納の5つで示す図 図2 対象から外れやすい条件 建築年 昭和56年6月以降 工法 プレハブ・2×4など 区域 居住誘導区域の外 階数・面積 3階以上・30㎡未満 市税の滞納 所有者・世帯員 上の3つで外れるケースが目立ちます。区域は市の立地適正化計画で定められたものです。 図は市のページに書かれた要件を本記事で並べ替えたもので、該当しやすさの順位を示すものではありません。 出典:常総市のページの記載をもとに本記事で整理(2026年10月4日確認)

区域の条件が付いています

市のページでは、常総市立地適正化計画に定める居住誘導区域内に存するものであることが条件として挙げられています。区域の範囲は市が公開する地図と都市計画オープンデータで確認する形になっています。

依頼先にも条件があります

市のページでは、耐震改修設計は市内に本店を有する建築設計事務所等(耐震診断士が所属するものに限る)、工事は市内に本店、支店、営業所等を有する建築業者が実施するものとされています。依頼したい会社がこの条件に当てはまるかは、市と会社の両方に確認してください。

出典:常総市 木造住宅の耐震改修費の一部を補助します(ページ更新日 2026年4月23日、2026年10月4日確認)。

耐震診断は、いまから受けられますか?

常総市の木造住宅耐震診断士派遣事業は、令和8年度は予算額に到達したため募集を終了しています。いまから申し込むことはできず、次年度の募集を待つことになります。

市のページのタイトルにも募集終了と記載されています。2026年10月4日時点の記載です。次年度の募集の有無と時期は市にご確認ください。

出典:常総市 耐震診断を受けてみませんか?(ページ更新日 2026年8月31日、2026年10月4日確認)。

診断は壁を剥がさない方法です

市のページでは、診断は「一般診断法」により行われ、建物図面や外観目視、聞き取り等により行われるもので、壁や天井を剥がして行うような破壊検査は伴わないと説明されています。

診断結果の使いみちに限りがあります

一般診断法は耐震補強が必要かどうかを判定することを目的としており、地震による被害状況を診断するものではないため、罹災証明に関する調査や地震保険の損害調査には使用できないと書かれています。

自己負担は3,000円と書かれています

市のページでは費用について3,000円(自己負担額)と記載されています。募集は終了しているため次年度に申し込む場合は金額も含めて改めて確認が必要です。

申込をしていない人への派遣はありません

市は、本事業の申込みをしていない方に対する耐震診断士の派遣や斡旋等は行っていないと明記しています。調査に伺う診断士は「茨城県木造住宅耐震診断士認定証」を携帯しているとも書かれています。身に覚えのない訪問には応じないでください。

出典:常総市 耐震診断を受けてみませんか?(ページ更新日 2026年8月31日、2026年10月4日確認)。

直すか、建て替えるか。どちらで考えますか?

市の補助は、耐震改修工事と建替え工事のどちらも対象として書かれています。つまり制度の上では両方が選べます。

直す場合と建て替える場合で確かめる情報の違いを2列で対比した図 図3 直す場合と建て替える場合で見る情報 直す(耐震改修) 建て替える 建築年と工法が条件に合うか 診断の評点が1.0未満か 改修で1.0以上に上がるか 居住誘導区域の内か外か 工事が期限内に終わるか いまの土地の浸水の想定 浸水が続く時間 敷地と道路の条件 建物の構造の考え方 資金計画の総額 左は制度の条件が中心、右は土地と建物の条件が中心になります。 図は本記事による整理です。左の条件は市のページの記載に基づきます。 出典:常総市のページの記載と本記事による整理(2026年10月4日確認)

評点1.0という線が出てきます

市のページでは、耐震改修の場合、耐震診断による判定の評点が1.0未満であり、改修工事によって1.0以上に向上するものが対象とされています。いまの評点が分からなければこの判断に入れません。

工事の期限から逆算します

市のページでは令和9年1月31日までに工事を完了することが要件として書かれています。受付が10月30日までで完了が1月31日まで。この幅のなかで設計と工事が収まるかを先に見てください。

建て替えなら土地の条件から見ます

建て替えを選ぶなら、制度の条件より先にその土地の浸水の想定と続く時間を見ることになります。同じ敷地で建て替えるのか、別の場所を探すのか。ここが分かれ道になります。

新築の場合、構造はどうやって確かめますか?

会社ごとにやり方が違います。構造の検討を何の段階でどこまで行うのかを最初に聞いておくと、複数の会社を同じ土俵で比べられるようになります。

感動ハウスはテクノストラクチャー工法で、ご契約後に1棟ごとの構造計算を行う流れです。計算の結果が思わしくない場合は、ご希望と両立する解決策を探して設計を見直します。

出典:感動ハウス公式サイト テクノストラクチャー工法(2026年10月4日確認)。

いつ計算するのかを聞いておきます

構造の検討をどの段階で行うのかは会社によって違います。契約の前か後か、1棟ごとか標準仕様かで間取りの自由度も変わります。最初の相談で聞いておいてください。

独自基準と法令基準を分けて聞きます

感動ハウスはテクノストラクチャー独自基準の388項目でチェックすると案内しています。これは法令で定められた基準ではなく工法としての独自基準です。会社が示す基準がどちらの話なのかを分けて聞くと比べやすくなります。

出典:感動ハウス公式サイト 地震に強い家づくりでお悩みの方(2026年10月4日確認)。

市の窓口には、何を聞けばよいですか?

制度の受付状況と、自分の家や土地が条件に入るかどうかです。電話で聞ける範囲が思ったより広くあります。

聞くこと 聞き方の例 窓口
今年度の受付状況予算はまだ残っていますか都市整備課
区域の内外この住所は居住誘導区域に入りますか都市整備課
工法の判断この工法は対象になりますか都市整備課
次年度の見込み来年度も同じ制度はありますか都市整備課
マップの入手紙のマップはどこでもらえますか防災危機管理課

出典:窓口の区分は常総市のページの記載に基づきます(耐震改修費補助/洪水ハザードマップ、2026年10月4日確認)。

住所を手元に置いて電話します

区域の内外は住所がないと答えられません。住居表示か地番を手元に置いてから電話してください。候補地が複数あるならまとめて聞くほうが早く終わります。

答えをメモして日付を残します

制度は年度で変わります。聞いた内容と聞いた日付を一緒に残しておくと、あとで会社と話すときに前提がずれません。口頭の回答は記録しておかないと消えます。

会社に相談するとき、何を持っていきますか?

確かめた内容をそのまま持っていくのが一番早いです。資料が手元にあれば、最初の相談から条件の確認に入れるため、聞き直しの往復が減ります。

01該当する洪水ハザードマップの図面(印刷したもの)

02候補地または自宅の住所

03市の窓口で聞いた内容と聞いた日付

04建築年と工法が分かる書類(確認申請の控えなど)

05直すか建て替えるかの、いまの考え

決めきれていない部分もそのまま伝えます

全部決まっていないと相談してはいけない、ということはありません。迷っている部分を迷っていると伝えるほうが、両方の見通しを出してもらえます。

期限のある制度は先に言います

補助を使う前提があるなら最初に伝えてください。受付期間と工事の期限が決まっているため、設計にかけられる時間が変わります。あとから言うと間に合わなくなります。

エリアについてはまず聞きます

感動ハウスは茨城県と栃木県を対応エリアとしています。間取り変更を伴う大規模なリフォームや建て替えは新築相談として承っており、リフォームは筑西市を中心とした茨城県・栃木県です。

出典:感動ハウス公式サイト リフォーム/新築・注文住宅(2026年10月4日確認)。

いま、どこまで確かめましたか?

下のチェックは、常総市で家のことを考えるときに先に確かめておく内容を並べたものです。当てはまる数が多いほど、いま調べられる項目が残っています。

常総市で確かめることチェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個調べる段階は終わっています。設計の相談に進める状態です。
2〜3個あと少しです。市のページで確認できる項目から埋めてください。
4〜6個まず洪水ハザードマップを見るところから始めてください。市のページからダウンロードできます。

常総市の家づくりについて、よくいただくご質問は?

相談の場で実際に多い質問をまとめました。本記事で確認できていない項目については、推測せずにその旨を記載しています。

常総市で新築に使える市の補助はありますか?
本記事では新築への市独自の補助について書きません。2026年10月4日時点で市の公開情報から機械的に確認できなかったためです。市の都市整備課に直接お問い合わせください。

耐震診断は、いまから申し込めますか?
常総市の木造住宅耐震診断士派遣事業は、令和8年度は予算額に到達したため募集を終了しています(市のページ、2026年10月4日確認)。次年度の募集の有無と時期は市にご確認ください。

耐震改修の補助は、どの会社に頼んでも使えますか?
常総市の要件では、耐震改修工事・耐震建替え工事は市内に本店、支店、営業所等を有する建築業者が実施するものとされています(市のページ、2026年10月4日確認)。依頼先が要件を満たすかは、市と会社の両方にご確認ください。

ハザードマップはどこでもらえますか?
市のページからPDFをダウンロードできます。令和6年6月27日に自治区加入世帯へ広報誌とともに配布され、防災危機管理課窓口(本庁舎2階)でも配布されています(市のページ、2026年10月4日確認)。

感動ハウスは常総市でも対応していますか?
感動ハウスの対応エリアは茨城県と栃木県です。リフォームは筑西市を中心に承っています。エリアについてはまずご相談ください。

次に何をすれば判断が進みますか?

洪水ハザードマップで自宅や候補地を見ることです。市のページからダウンロードできて、その日のうちに終わります。

感動ハウスは茨城県・栃木県で新築注文住宅とリフォームを承っています。資料は氏名・メール・電話の3項目で請求でき、住所の入力は不要です。訪問営業はいたしません。展示場は茨城県つくば市・土浦市と栃木県上三川町にあります。

常総市での家づくりについて相談する

入力は氏名・メール・電話の3項目のみ。住所は不要で、訪問営業はいたしません。

相談してみる

あわせて読みたい住まいの情報をご紹介します

関連記事