現場レポート

住宅完成の確認に施主が立ち会う?見る順番と持ち物を整理

住宅完成の確認に施主が立ち会う?見る順番と持ち物を整理

工事が終わり、引き渡しの日が近づくと完成した家を確認する機会があります。ここで気づけなかったことは、住んでから直すことになります。

この記事では、この日に何を見るのか、何を持っていけばよいのかを整理します。

作成者 株式会社感動ハウス(CAN DO HOUSE) 茨城県知事(般-28)第31739号 会社概要

作成日 2026年10月26日 最終更新日 2026年10月26日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約10分

完成の確認には、施主が立ち会えますか?

引き渡しの前に施主が確認する機会は一般に設けられます。ただし名称や進め方は会社によって違うため、時期と内容は担当者に確認してください。

感動ハウスの運用の詳細は公開情報から確認できていないため、本記事では「引き渡し前に確認する機会がある」という前提で整理します。実際の進め方は直接お尋ねください。

時期を先に聞いておく

いつ行われるのかを早めに聞いておくと仕事の都合をつけられます。引き渡しの直前になると日程の調整が難しくなります。「完成の確認はいつですか」と工事の中盤あたりで聞いておいてください。

時間に余裕を持っておく

本記事では所要時間の目安を扱いません。建物の規模と確認する項目数で変わり、出典を確認できるデータがないためです。ただし急いで回ると見落とすため、予定を詰めすぎないほうがよいでしょう。

何を持っていけばよいですか?

メジャー、懐中電灯、カメラ、そして図面です。図面があると、そこにある設備が図面どおりかを突き合わせられます。

01図面|間取り図と電気図面

02メジャー|寸法を確かめる

03懐中電灯|収納の奥や床下の点検口を見る

04カメラ|気になった箇所を撮る

05付箋やテープ|気づいた箇所に印を付ける

図面がいちばん効きます

記憶だけで回ると「こうだったはず」という曖昧な確認になります。図面を見ながらコンセントの数と位置、収納の大きさ、窓の位置を1つずつ照合すると抜けが分かります。

付箋で印を付ける方法

会社の許可があれば、気になった箇所に付箋やマスキングテープで印を付けていく方法があります。口頭で「リビングの壁のあたり」と言うより位置がはっきり伝わります。使ってよいか先に確認してください。

懐中電灯は意外に使います

収納の奥、床下や天井の点検口、照明を点けていない部屋。暗い場所では仕上げの状態が見えません。スマートフォンのライトでも足りますが、明るいものがあると確認しやすくなります。

同席する人を決めておく

一人で回ると見落としが出ます。2人で分担して1人が図面を読み、もう1人が現物を見る。この形にすると確認が速く、抜けも減ります。誰が同席できるかを日程と一緒に決めてください。

どこを見ればよいですか?

建具の開閉、水の流れ、仕上げの状態、そして設備が図面どおりかです。いずれも専門知識なしで確かめられます。

完成した住宅で施主が専門知識なしに確認できる項目を、建具の開閉・水まわり・仕上げ・設備の位置・収納の5つで示す図 図1 専門知識なしで確かめられる項目 建具の開閉 全部の扉と窓 水の流れ 蛇口と排水 仕上げの状態 傷・汚れ・隙間 設備の位置 図面との照合 収納の中 棚の高さと奥行き 上から順に、見落とすと住んでから困りやすい項目です。 図は確認の観点を整理したものです。合否の判定は検査する立場の人が行います。 出典:本記事による整理(2026年10月4日確認)

扉と窓は全部開けてみる

数は多いですが、1つずつ開け閉めしてください。引っかかる、閉まりきらない、鍵がかかりにくい。どれも使ってみないと分かりません。住んでから毎日使う部分なので確かめる価値があります。

水は実際に流してみる

蛇口をひねって水が出るか、そして流れた水がきちんと排水されるか。キッチン、洗面、浴室、トイレ。全部の水栓で確かめてください。許可を得てから操作してください。

仕上げは目線を変えて見る

立って見るだけでなく、かがんで床の近くから、斜めから光を当てて。角度を変えると壁紙の継ぎ目や床の傷が見えることがあります。一度で全部を見つける必要はありませんが、気になった箇所は印を付けてください。

図面との照合は、どう進めますか?

部屋ごとに1枚ずつ図面を見ながら回る形が確実です。コンセントの数、照明とスイッチの位置、収納の寸法を順に確かめていきます。

完成した住宅を部屋ごとに確認する手順を、図面を見る・建具を動かす・設備を照合する・仕上げを見るの4段階で示す図 図2 部屋ごとの確認の順番 STEP 1 図面を見る この部屋に 何があるか STEP 2 建具を動かす 扉と窓を 開け閉めする STEP 3 設備を照合 コンセント・照明・ スイッチ STEP 4 仕上げを見る 壁・床・ 天井の状態 この順番で部屋ごとに回ると、抜けが起きにくくなります。 図は確認の手順を整理したものです。実際の進め方は会社によって異なります。 出典:本記事による整理(2026年10月4日確認)

コンセントは数を数える

図面に描かれた記号の数と実際の数が合っているかを部屋ごとに数えてください。打ち合わせで追加したものが反映されているかもここで分かります。数が多い項目なので抜けが起きやすい部分です。

収納はメジャーで測る

収納の幅と奥行きと高さを実測して図面と比べてください。置くつもりだった物が入るかどうかもこの場で確かめられます。入らないと分かったら家具の方を考え直せます。

照明は全部点けてみる

部屋ごとにスイッチを押して点くかどうかを確かめてください。スイッチと照明の対応が図面どおりかもここで分かります。押したら別の部屋が点いた、というのはこの日に見つけたい類の話です。

外まわりも見ておく

室内に集中しがちですが、外壁、屋根の見える範囲、雨樋、屋外の水栓やコンセント。外にも確認する項目があります。敷地の周囲を一周してみてください。

気になる点は、その場で言ってよいですか?

言うべきです。引き渡しのあとに伝えると、直すまでの手順が増えます。気づいた時点で指摘するのがいちばん早く片付きます。

言いにくいと感じるかもしれませんが、この日のために確認の機会が設けられています。指摘することが想定されている場なので、遠慮する必要はありません。

聞き方は「これは仕様ですか」

「おかしいのではないですか」と言うと指摘になります。「これは仕様ですか」と聞けば確認の依頼になります。実際にそういう仕様だったという場合もあるため、まず確認の形で聞くほうが無難です。

直すかどうかの判断は分かれます

指摘した箇所が必ず直るとは限りません。仕様の範囲内という判断になる場合もあります。その場合は「なぜこれが範囲内なのか」の説明を受けてください。納得できるかどうかは別ですが、理由が分かれば判断できます。

直す場合は期日を決める

直すことになった箇所は、いつまでに直すのかをその場で決めてください。「後日対応します」だけだと引き渡し後に連絡を待つことになります。日付が入っていると双方が動けます。

直後に見るほうが気づきます

家具が入る前の何もない状態がいちばん見やすい時期です。引越しのあとでは家具の裏が見えなくなります。この機会を使って壁と床の状態を確かめておいてください。

記録はどう残しますか?

写真とリストの2つです。気になった箇所を撮り、どこをどうするのか、いつまでに直すのかを一覧にして双方で共有します。

残すもの 内容 使う場面
写真気になった箇所位置と状態を伝える
リスト箇所・内容・対応・期日進捗の確認
図面への書き込み指摘した位置あとで見返す
確認日いつ確認したか記録の起点
担当者名誰と確認したか問い合わせ先

リストは双方で持ちます

自分だけが持っていると相手の認識とずれる可能性があります。同じリストを共有して、直したらチェックを入れていく形にすると進捗が見えます。「一覧をいただけますか」と依頼してみてください。

写真は引きと寄りの両方を撮る

部屋全体が写った1枚と、気になった箇所が分かる寄りの1枚。この2種類を組で撮ると「どの部屋のどこか」があとで伝わります。寄りだけだと場所が分からなくなり、引きだけだと何が問題か分かりません。

工事中の記録も合わせて見る

感動ハウスは全工程で現場写真を記録・共有し、毎日、基準を設けた点検と記録、その場での是正を行うとしています。完成後には見えない部分について気になることがあれば、この記録から確認できる場合があります。

出典:感動ハウス公式サイト 現場管理(2026年10月4日確認)。

直し終わったら、もう一度見ますか?

見る機会があるかを確認しておいてください。直したことを自分の目で確かめられると引き渡しに安心して進めます。

直す箇所が少なければ引き渡しの当日に一緒に確認する形でも足ります。多い場合は別に機会を設けてもらうほうが落ち着いて見られます。どちらにするかを相談してください。

リストを見ながら消していく

共有したリストを持って1つずつ確かめ、直っていればチェックを入れる。この形にすると残っているものがはっきりします。口頭の「全部直しました」だけで済ませないほうがあとで困りません。

直しきれない場合もあります

部材の手配に時間がかかる、天候の都合で外の作業ができない。引き渡しまでに間に合わないことがあります。その場合はいつ直すのかを書面で残してもらってください。口約束だと引き渡し後に曖昧になります。

引き渡しのときは、何を受け取りますか?

感動ハウスでは、パナソニックが発行する構造計算書と構造計算保証書が交付されます。計算した内容そのものと、計算を行ったことを証する書面の2点です。

出典:感動ハウス公式サイト テクノストラクチャー工法(2026年10月4日確認)。

そのほかの書類の構成は契約内容によって変わります。引き渡しの前に「何が交付されますか」とリストで示してもらうと当日に確認しやすくなります。

置き場所を先に決めておく

引き渡しではまとまった量の書類を受け取ります。その日に整理するのは難しいので、置き場所だけ先に決めておいてください。構造計算書、保証関係、設備の取扱説明書、打ち合わせの記録。一か所にまとめておくと将来の相談が早く進みます。

設備の使い方も説明を受けます

給湯器、換気、分電盤、水道の元栓。どこにあってどう操作するのかはこの日に聞いておく項目です。あとから探すことになると困るのはトラブルが起きたときです。メモか写真で残してください。

引き渡しのあとの体制は、どうなりますか?

感動ハウスは24時間365日のすまいサポートを用意し、定期検査と困りごとの相談窓口を設けています。引き渡しで終わりではない形になっています。

お引き渡し後のオーナー向けプログラムとしてオーナーズクラブもあります。入会費・年会費は無料で、定期点検・メンテナンスのご案内や、暮らし・防災の情報を受け取れる仕組みです。リフォームでご依頼いただいた方も登録できます。

住宅の引き渡し前に確認することと引き渡し後に関わることを2列で対比して示す図 図3 引き渡しの前と後で確かめること 引き渡し前に確かめる 引き渡し後に関わる 建具の開閉 水の流れ 仕上げの状態 設備が図面どおりか 直す箇所と期日 定期点検の頻度 不具合の連絡窓口 保証の範囲 書類の保管 将来のリフォーム相談 左側はこの日しか確かめられません。右側は引き渡し前に聞いておける項目です。 図は考え方の整理です。保証の年数は公開されていないため記載していません。 出典:感動ハウス公式サイトの公開情報にもとづく整理(2026年10月4日確認)

長期保証の年数は公開されていません

保証の内容は個別にご説明する運用のため、年数は公式サイトに掲載されていません。本記事でも数字は書きません。引き渡しの前に「何が何年保証されるのか」を書面で示してもらってください。

定期点検の頻度を聞いておく

引き渡しのあといつ点検に来るのかを先に聞いておくと予定が立ちます。感動ハウスは定期検査を行うとしていますが、頻度の詳細は公開情報から確認できていません。「何年目に何を見ますか」と直接お尋ねください。

連絡先は書類と別に控える

不具合が起きたときの連絡先が書類の束の中にあると、急ぎのときに束を探すところから始まります。冷蔵庫に貼る、携帯電話に登録する。どこか1か所、開かなくても分かる場所に控えておいてください。

いま、どこまで準備できていますか?

下のチェックは、完成の確認に向けた準備がどこまで進んでいるかを整理するためのものです。当てはまる数が多いほど、いま聞けば済む項目が残っています。

完成の確認チェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個準備は整っています。あとは当日に部屋ごとに回る段階です。
2〜3個あと少しです。日程の確認と図面の用意から始めてください。
4〜6個まだ引き渡しを待っている段階です。「完成の確認はいつですか」の一言から始めてみてください。

完成の確認について、よくいただくご質問は?

相談の場で実際に多い質問をまとめました。本記事で確認できていない項目については、推測せずにその旨を記載しています。

完成の確認に施主が立ち会えますか?
引き渡しの前に施主が確認する機会は一般に設けられます。感動ハウスの運用の詳細は公開情報から確認できていないため、時期と進め方は担当者にご確認ください。

何時間くらいかかりますか?
本記事では所要時間の目安を扱いません。建物の規模と確認する項目数で変わり、出典を確認できるデータがないためです。

気になる点はその場で言ってよいですか?
言うべきです。引き渡しのあとに伝えると、直すまでの手順が増えます。気づいた時点でその場で指摘するのがいちばん早く片付きます。

何を持っていけばよいですか?
メジャー、懐中電灯、カメラ、そして図面です。図面があると、そこにある設備が図面どおりかを突き合わせられます。

引き渡しのときに何が交付されますか?
感動ハウスはお引き渡しの際に、パナソニックが発行する構造計算書と構造計算保証書を交付しています。

次に何をすれば判断が進みますか?

担当者に完成の確認の日程を聞くことです。日程が分かれば図面と道具を用意できますし、時間にも余裕を持たせられます。

感動ハウスは茨城県・栃木県で新築注文住宅を承っています。資料は氏名・メール・電話の3項目で請求でき、住所の入力は不要です。訪問営業はいたしません。展示場は茨城県つくば市・土浦市と栃木県上三川町にあります。

引き渡しまでの流れを、まず資料で確かめる

入力は氏名・メール・電話の3項目のみ。住所は不要で、訪問営業はいたしません。

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