間取り・自由設計

大空間LDKで柱を少なくできる?間取りの希望を通す考え方

大空間LDKで柱を少なくできる?間取りの希望を通す考え方

間取りの相談で「ここに柱が必要です」と言われると、思い描いていた部屋の形が変わります。広いLDKにしたいのに、真ん中に柱が立つ。

この記事では、柱を減らせるかどうかが何で決まるのか、希望の間取りをいつ・どうやって確かめるのかを、感動ハウスの公開情報にもとづいて整理します。

作成者 株式会社感動ハウス(CAN DO HOUSE) 茨城県知事(般-28)第31739号 会社概要

作成日 2026年9月15日 最終更新日 2026年9月15日 本記事は2026年9月時点の情報です 読了時間 約7分

大空間のLDKで、柱を減らせるのはなぜですか?

梁が長い距離を渡せるからです。屋根や2階の重さを受け止めるのが梁の役割で、この梁がどこまで持つかによって柱を立てる間隔が決まります。

木は縦の力には強い一方、横にかかる力ではたわみが出やすい素材です。感動ハウスが採用するパナソニック耐震住宅工法テクノストラクチャーは、木の梁に鉄を組み合わせた複合梁「テクノビーム」を用いる工法で、この弱点を補う考え方でつくられています。

出典:感動ハウス公式サイト テクノストラクチャー工法(2026年9月13日確認)。

柱は減らすものではなく、位置を選ぶものです

柱をゼロにするという話ではありません。必要な位置に立てたうえで、暮らしの邪魔になる場所を避けられるかどうか。実際の相談で問題になるのは、柱の本数より「そこに立つと使いにくい」という一点です。

柱を減らすと、暮らしはどう変わりますか?

家具の置き方と、視線の抜け方が変わります。柱がない壁面はソファもテレビも自由に置けますし、キッチンからリビングの端まで見通せます。

もうひとつは、将来の変更のしやすさです。間仕切りで区切っている空間なら、家族構成が変わったときに区切り方を見直す余地が残ります。柱が立っていると、その位置を前提にした変更しかできません。

大空間LDKにおいて柱の位置によって変わる要素と、柱の位置では変わらない要素を2列で対比して示す図 図1 柱の位置で変わること 柱の位置で変わる 柱の位置では変わらない 家具を置ける壁面 キッチンからの見通し テレビと窓の関係 将来の間仕切りの自由度 断熱・気密の性能 日当たりと方位 生活動線の長さ 収納の総量 右側は柱を減らしても解決しません。柱の話と混ぜないほうが判断しやすくなります。 実際にどこまで柱を減らせるかは敷地条件と構造計算の結果によります。 出典:感動ハウス公式サイト 新築・注文住宅/テクノストラクチャー工法(2026年9月13日確認)

広さと使いやすさは別の話です

柱のない広い部屋がそのまま使いやすい部屋になるとは限りません。広すぎて落ち着かない、家具の置き場が決まらない、冷暖房の効きが読みにくい。実際に住み始めてから気づくことのほうが多い領域です。面積を決める前に、どう使う時間が長いのかを言葉にしておくと迷いが減ります。

どこまで広げられるかは、何で決まりますか?

敷地の条件、間取りの形、屋根の形、そして構造計算の結果です。同じ工法・同じ材料でも、家ごとに力のかかり方が違うため成立する範囲は変わります。

カタログに書かれた数値は、その工法で対応できる範囲を示すものです。ご自宅で成立するかどうかは別の話になります。この2つを分けて考えると、打ち合わせでの行き違いが減ります。

決まる要素 何で変わるか 確かめ方
梁を渡せる距離工法と梁の仕様対応できる間取りの例を聞く
柱を立てる位置間取りと荷重のかかり方プランに起こして計算する
屋根からの荷重屋根の形と地域の積雪地域条件を伝えて計算する
成立するかどうか1棟ごとの構造計算の結果計算のタイミングを聞く

感動ハウスは、どんな間取りに対応していますか?

自由設計で、大空間のLDK、高い天井、吹き抜け、ビルトインガレージ、狭小地の3階建てを対応できる間取りとして公開しています。

感動ハウスが自由設計で対応できる間取りとして公開している種類を、大空間LDK・高天井と吹き抜け・ビルトインガレージ・狭小地3階建ての4つで示す図 図2 公開されている対応可能な間取り 大空間のLDK 対応 高い天井・吹き抜け 対応 ビルトインガレージ Mフレームで約6mの大開口 狭小地の3階建て 対応 数値が公開されているのはビルトインガレージの約6mという例です。 実際に成立するかは敷地条件と構造計算の結果によります。図は対応可否を示すもので、性能の比較ではありません。 出典:感動ハウス公式サイト 新築・注文住宅(2026年9月13日確認)

展示場は「標準かどうか」を聞く場です

広い空間を実際に見ると、イメージが一気に具体的になります。ただし展示場の仕様がそのままご自宅に適用できるとは限りません。見学中に「これは標準ですか、オプションですか」とその都度確認しておくと、見積りの段階での認識のずれが減ります。

商品ラインからも考えられます

感動ハウスには、自由設計のほかに2階建ての「BASIE」と平屋の「HIRAYA」という商品ラインがあります。BASIEは家族のふれあいを育む間取りと自然に片付く収納計画を掲げたもの、HIRAYAは共働き子育て家族の回遊動線やご夫婦ふたりのゆとりを想定したものです。ゼロから考えるのが難しい場合は、ここから広げる方法もあります。

希望の間取りは、いつ確かめられますか?

感動ハウスの進め方では、まずご希望の間取りをそのままプランに起こし、ご契約後に1棟ごとの構造計算でそのプランが成立するかを確かめます。

計算の中身は、テクノストラクチャー独自基準の許容応力度計算を388項目(多雪区域では440項目)。これは法令上の基準ではなく、この工法の独自基準として設けられた項目数です。全棟を耐震等級3で設計するとしています。

注文住宅で希望の間取りが確定するまでの流れを、相談と資金計画・プラン提案・構造計算・着工の4段階で示す図 図3 希望の間取りが形になるまで STEP 1 相談・資金計画 住宅ローンや 土地探しの相談も STEP 2 プラン提案 希望の間取りを そのまま起こす STEP 3 構造計算 ご契約後に 1棟ごとに実施 STEP 4 着工 近隣挨拶から 始まる 構造計算がご契約後である点は、事前に把握しておきたい流れです。 進め方は感動ハウスの公開情報にもとづきます。他社では順序が異なる場合があります。 出典:感動ハウス公式サイト 新築・注文住宅(2026年9月13日確認)

計算で成立しなかったら、どうなりますか?

設計を見直します。感動ハウスは、計算の結果が思わしくない場合はご希望と両立する解決策を探して設計を見直すとしています。

つまり、「できません」で終わるのではなく別の形を探す進め方です。柱の位置をずらす、梁の掛け方を変える、間仕切りの位置で見え方を調整する。手立てはひとつではありません。

見直しは早いほど選択肢が多い

設計の見直しは、段階が進むほど動かせる範囲が狭くなります。間取りが固まる前なら部屋の配置ごと組み替えられますが、設備や内装まで決まったあとでは調整の幅が限られます。気になる点は思いついた時点で伝えるのが結果的に早道です。

優先順位を先に決めておく

見直しの場面で効いてくるのが、希望の優先順位です。「柱をなくすこと」が目的なのか、「ソファの向きを自由にしたい」のが本当の目的なのか。後者なら、柱を残したまま満たせる場合があります。目的まで伝えておくと、設計側が選べる手立てが増えます。

打ち合わせでは、何を伝えればよいですか?

間取りの形だけでなく、そこで何をしたいのかを伝えてください。目的が分かると、形を変えずに済む手立ても見つかります。

01用途|そのLDKで何をする時間が長いか

02家具|置きたい家具の大きさと向き

03視線|どこからどこまで見通したいか

04将来|家族構成が変わったときの使い方

05譲れる点|どこなら調整してよいか

最後の「譲れる点」を先に決めておくと、構造計算の結果を受けた見直しが早く進みます。すべてが最優先だと、何を動かすかの判断に時間がかかります。

いま、どこまで決まっていますか?

下のチェックは、間取りの相談の準備がどこまで進んでいるかを整理するためのものです。当てはまる数が多いほど、決めておける項目が残っています。

大空間LDKの相談前チェック(6項目)

当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。

当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。

当てはまった数でみる読み取り方
当てはまる数読み取り方
0〜1個相談の準備は整っています。あとはプランに起こしてもらう段階です。
2〜3個あと少しです。家具の寸法と優先順位の2つから決めてみてください。
4〜6個まだ広さのイメージだけの段階です。「そこで何をしたいか」を書き出すところから始めてみてください。

大空間LDKについて、よくいただくご質問は?

相談の場で実際に多い質問をまとめました。本記事で確認できていない項目については、推測せずにその旨を記載しています。

柱の少ないLDKは、木造でもつくれますか?
工法によります。感動ハウスは木の梁に鉄を組み合わせた複合梁「テクノビーム」を用いるパナソニック耐震住宅工法テクノストラクチャーを採用しており、大空間のLDKを対応できる間取りとして公開しています。

どのくらいの広さまで柱なしにできますか?
敷地条件と間取りによって変わるため、一律の数値はありません。感動ハウスが公開している数値は、ビルトインガレージでMフレームによる約6mの大開口という例です。ご自宅で成立する範囲は構造計算で確かめることになります。

間取りの希望は、いつ確かめてもらえますか?
感動ハウスは、まずご希望の間取りをプランに起こし、ご契約後に1棟ごとの構造計算で成立するかを確かめる流れです。計算のタイミングがご契約後である点は、事前に把握しておいてください。

計算の結果、希望どおりにならないこともありますか?
あります。感動ハウスは、結果が思わしくない場合はご希望と両立する解決策を探して設計を見直すとしています。諦めるか通すかの二択ではなく、別の形を探す進め方です。

大空間にすると耐震性は下がりませんか?
感動ハウスは全棟を耐震等級3(許容応力度計算を標準)で設計し、テクノストラクチャー独自基準の構造計算を1棟ごとに388項目(多雪区域では440項目)実施しています。広さと構造の成立は、この計算で同時に確かめる形になります。

次に何をすれば判断が進みますか?

資料で、どんな間取りに対応しているかを見ることです。対応できる形の幅は、工法と設計の考え方に表れます。

感動ハウスは茨城県・栃木県で新築注文住宅を承っています。資料は氏名・メール・電話の3項目で請求でき、住所の入力は不要です。訪問営業はいたしません。展示場は茨城県つくば市・土浦市と栃木県上三川町にあります。

対応できる間取りの幅を、まず資料で見る

入力は氏名・メール・電話の3項目のみ。住所は不要で、訪問営業はいたしません。

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