【新築】一軒家購入のタイミングは?土地探しのポイントと注意点
一生に一度の大きな買い物といっても過言ではない、住宅の購入。『憧れの新築一軒家、我が家もいつかは…』とは思うものの、どのタイミングで踏み出せば良いのか、どこに家を建てるのか、など迷ってしまうことも多いですよね。後悔のないよう最適なタイミングで建てるためにも、入念な事前の下調べは重要です。 そこで今回は、一軒家購入におすすめのタイミングと合わせて、土地探しのポイントや購入時の注意点などまとめてご紹介します。これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・一軒家購入のタイミングや土地探しのポイントなど、スムーズに進めていくためには、今後のライフスタイルを具体的に描いておく必要があります。ご家族で今後について話し合った上で、一軒家購入計画を進めていきましょう。
・初めての家づくりだからこそ、失敗だけはしたくないもの。困った時はプロに頼り、理想を形にすることが大切です。
Contents
【新築】一軒家購入のタイミングは?
誰もが悩む、一軒家購入のタイミング。人によって決断するタイミングはそれぞれですが、多くの方がこれからご紹介するタイミングで購入をしています。
タイミング① 結婚
最近は、結婚のタイミングで一軒家購入を決めるケースが最近は増えてきています。国土交通省の住宅市場動向調査によると、一軒家を購入する人の年齢は30代後半〜40代前半が最も多くなっていますが、近年は晩婚化が進んでおり、結婚と住宅購入のタイミングが重なるためです。この年代は収入も安定することもあり、結婚のタイミングで今後の家族計画を見据えた一軒家購入は、決断しやすいのかもしれませんね。
国土交通省:令和3年度 住宅市場動向調査 https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001477549.pdf
タイミング② 出産
夫婦2人で暮らしている間は生活費をおさえ、家族が増えるタイミングで一軒家を購入する方も少なくありません。子どもがいる暮らしを想定して間取り計画を立てることができるので、ライフスタイルにあった家づくりを計画することができます。また、教育環境が整っているか、子どもがのびのびと遊び育つ環境が整っているか、など考慮しながら住む場所を選ぶことができるので、より子育てに適した場所での暮らしが実現しやすくなります。
タイミング③ 子どもの進学
小学校や中学校など、希望している学区によっては進学のタイミングで一軒家購入の決断を下すケースもあります。有名私立校に通わせたい、小学校から大学までエスカレーター式で学べる環境に身をおきたい、など教育環境を重視されているのであれば、このタイミングで決断できるように準備を進めておきましょう。
タイミング④ 子どもの独立・セカンドライフ
子どもが独立するタイミングは、夫婦2人の暮らしに戻るというライフスタイルが大きく変わるタイミングでもあります。このタイミングで、老後を見据えて住宅購入というケースも。 また、長年勤めた会社を退職しセカンドライフに突入するタイミングで一軒家購入を決断される方は増えています。特に長年社宅住まいだったりマンション暮らしだったりした場合、今後の暮らしや支払い続ける家賃や管理費を考えた時、住まいの形態を変える決断に至るようです。こういったケースでは、大きな一軒家ではなく平屋のような暮らしのサイズ感に合った住まいが選ばれています。
【新築】一軒家購入に向けた土地探しのポイント
一軒家を購入する場合、どういったポイントを見ながら土地探しを進めたら良いのでしょうか。
エリア
どのエリアに暮らすのかによって、治安や生活インフラが変わります。理想とする暮らしを叶えるためにはどのエリアに家を建てるのか、じっくりと話し合った上で決めていきましょう。現在はそこまで人気のないエリアでも、今後再開発で価値が大きく変化する可能性もあります。20年、30年安心して暮らし続けることができるエリアを選ぶことが大切です。
土地の状態
地震や台風といった自然災害は、住宅に大きな損害を与えます。自然災害のリスクを避けられる土地かどうか、事前に確認しておきましょう。購入を検討している土地が液状化が起こりやすい地盤や大雨や台風で浸水が予想される場所かどうかは、ハザードマップや土地の歴史を調べることである程度把握できます。
周辺環境
最寄り駅やスーパー、薬局、学校や図書館、病院など、安心して日常生活を送ることができるような場所を選ぶことが大切です。すでに環境が整っているのも理想ですが、将来性のある街なのかどうかによっても住みやすさは変わってくるため、都市計画と合わせて確認しておくと良いでしょう。
希望する間取り
土地の大きさや形によっては、希望する間取りを叶えられないことがあります。設計上難しいだけでなく、後述しますが様々な規制によって建てることができないケースもあります。購入を検討する土地が見つかった時はすぐに決断するのではなく、建てたい家が実現できるのかどうか、確認してみましょう。
価格
土地を所有していない場合、土地の価格は一軒家購入の予算を圧迫します。希望しているエリアの相場を調べた上で、購入可能な価格を把握し、土地探しを進めていくようにしましょう。
【新築】一軒家購入時の注意点
土地を購入して家づくりを進めていく場合、見落としがちなポイントがあります。これから挙げる注意点をおさえた上で、一軒家の購入計画を立てていきましょう。
① 規制を確認しておく
購入した土地にはどんな家でも建てられる、というわけではありません。建物の敷地面積に対して、建てることができる面積が定められた『建ぺい率』、建物の延べ床面積の割合が定められた『容積率』といった決まりのほかに、建物の高さが決められた建築制限もあります。 建てたい家のデザインがすでに決まっている、という場合は、規制対象になるかどうかを確認しておきましょう。
② 優先順位を明確にする
土地探しや家の間取り計画など、新生活に向けた情報を集めている時はとても楽しく、あれもいい、これもいい、とどうしても目移りしてしまいますよね。しかし全てを取り入れるのは現実的に難しいため、理想の家を建てるためには自分たちの優先順位を明確にしましょう。土地選びを重視するのか、エリアは妥協して住宅のデザインに力を入れるのか、最新の設備に投資するのか、など優先順位が定まれば後悔を防ぐだけでなく、満足度の高い家づくりを進めていくことができます。
③ 希望居住地は実際に目で見て確認
希望するエリアに土地が見つかった!という場合は、必ず目で見て確認しましょう。地図や画像ではわからないような街の雰囲気、周辺環境、日当たりや風通し、人通りなど、自分たちで確認するからこそ気付けることはたくさんあります。思っていたのと違う…とならないよう、確認した上で各種契約を進めていくようにしましょう。
④ プロの目線を大切にする
初めての土地選びや家づくりでは、わからないことや迷ってしまうことはたくさんあります。時に、自分たちがいいと思っていても、プロ目線からみるとおすすめできないものは意外とあります。迷った時、困った時はすぐに相談して必要なアドバイスをもらえるよう、信頼できるハウスメーカー担当者とともに家づくりを進めていくことが大切です。
初めてでも失敗しない家づくりをするなら...
初めての家づくりだからこそ、失敗だけはしたくないもの。どのタイミングで決断するのか、どういった点に気をつけて土地探しをすればいいのか、など事前に確認した上で、一軒家の購入計画を進めていきましょう。
「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。