家づくりの豆知識
間取り・収納

パントリーを後悔したくない!キッチンの間取り計画5つのポイント

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画

食品やストック、調理家電などを収納することができるパントリー。たっぷりとある収納スペースが役立つため、多くの新居に取り入れられています。ただ、上手く活用しないとストックを詰め込みすぎてしまったり、賞味期限の管理ができずに無駄な買い物が増えてしまったり…と後悔することも。せっかくつくるなら、使い勝手の良いパントリーにしたいですよね。 そこで今回は、パントリーのよくある後悔例と合わせて、後悔しないための間取り計画をご紹介します。これからの家づくりにぜひお役立てください。  

 


コラムのポイント

・場所の悪さや広さの問題など、パントリーの後悔例を6つまとめました。

・『必要なかった』『場所が悪かった』と後悔しないためにも、ポイントを参考にしながら事前にしっかりとシミュレーションをした上でパントリーの間取り計画を立てていきましょう。


 

 

キッチンに欠かせない『パントリー』って?

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画

食品や調味料、調理家電などたくさんのものをストックできるパントリー。独立した収納スペースとして設置するため、たくさんの物を収納することができます。家族が多く大量のストックが必要、調理器具がたくさんある、友人を招いてパーティーをするため食器やカトラリーがたくさんある、といった方に人気があります。また、多少ごちゃごちゃしても外からは見えにくいため、急に来客があった時もあまり気にしなくても良いというメリットもあります。

キッチンで必要なものをすぐに取り出して使うことができるので、家事効率を高めたいという方には最適なスペースでしょう。

 

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画

パントリーには、中を通り抜けることができる『ウォークスルータイプ』と、通り抜けできない『ウォークインタイプ』とがあります。『ウォークスルータイプ』の場合は2〜3畳ほどのスペースがあれば、使いやすくなります。また、『ウォークインタイプ』の場合は1〜2畳あれば十分ですが、間取りによっては1畳なくても工夫次第で使い勝手は良くなります。

希望している間取りや必要なサイズに合わせて、パントリーの大きさは決めていくようにしましょう。  

 

 

 

 

パントリーのよくある後悔例

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画

まずは、パントリーでよくある後悔例を順番に見てみましょう。  

 

① 場所が悪い


収納スペースとして活用するパントリーですが、設置する場所が悪いと使い勝手の悪いスペースになってしまいます。キッチンから離れた場所に設置してしまい使いにくい、家族が行き来するため出し入れする時に注意が必要、など場所が悪いだけで使いにくい場所になってしまいます。  

② 狭すぎた or 広すぎた


ストックの量に比べてスペースが狭すぎる、もしくは広すぎるパントリーも後悔されがちです。ストックしようと思っていたものが収納できないというのはストレスが溜まるもの。どんどんスペースが足りなくなり、キッチンまわりまで物でいっぱいになる恐れがあります。また、広すぎるパントリーも使いこなすことができず、もっと別のスペースに活用すればよかった…という後悔につながります。  

③ 扉が必要だった or 必要なかった


中が見えないように、スペースを区切るために設置する扉。いざ設置してみると、開け閉めが面倒、扉を開けるスペースには物を置くことができないため使いにくい、といった後悔が挙げられます。また、扉がないとパントリー内が丸見えになってしまい、いつも綺麗な状態をキープしなければならない…というストレスも。  

④ 調整できる棚にすればよかった


様々な大きさの食材やキッチン家電、キッチングッズ。どんな大きさのものも収納するためには、高さを調整できる棚を設置しておく必要があります。固定式の棚や仕切りが多い棚などは想像以上に使いにくく、家事効率を下げてしまう可能性も。また、引き出しなども最初から全て準備するのではなく、暮らしに合わせて少しずつ買い足していく方が使いやすくなります。  

⑤ コンセントの位置が悪かった


意外と見落としがちな、パントリー内のコンセント。広いパントリーにした場合、パントリー内でレシピを確認したりちょっとした作業をしたりすることも多々あります。ちょっとしたことが不便に感じてしまうと、後悔してしまうもの。必要な数のコンセントを使いやすい位置に設置しておくことで、調理時のストレスも和らげることができます。  

⑥ そもそも必要なかった


あったら便利だと思って設置したパントリーですが、必要なかった…というケースも。元々少ないストックでやりくりされるご家庭、持ち物が少ないご家庭、間取りの関係で十分な広さを確保できないご家庭などは、パントリーがない方がストックの管理をしやすかったり、システムキッチンまわりの収納だけで全て完結できたりします。そもそも我が家には必要なのか、間取り計画の段階でよく話し合っておきましょう。  

 

 

 

 

パントリーを後悔しないための間取り計画のポイント 5つ

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画

 

 せっかくつくったパントリーを後悔しないためにも、次のポイントを事前に話し合っておきましょう。  

ポイント① 何を収納するのかを考える


パントリーには何をどのくらい収納するのか、事前に考えておくことが大切です。日々使う食材のストックはもちろん、災害に備えたお米や水、たまにしか使わないお菓子づくりの器材など、収納量がわかればどのくらいの広さが必要なのかがわかります。

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画

共働きで忙しいため週末にまとめて買い出しをする、ネットでまとめて注文する、といったライフスタイルの場合、届いた荷物を一気に収納できるだけのスペースがあると安心です。  

ポイント② 家事動線を考える


パントリーをどこに設置するかを考える時は、家事動線を意識して決めるようにしましょう。キッチンの近くなら、調理をしながらスムーズに出入りをすることができるため家事効率がアップします。また、買い出ししてきたお米やお水、長期保存する野菜など重いものを持ち運びやすくするためにも、玄関もしくは勝手口とキッチンとの中間地点に設置すると便利です。  

ポイント③ 稼働棚を設置する


パントリー内には、ストックするものの大きさに応じて高さを変えることができる稼働棚を設置しましょう。高さを変えられることで、スッキリと収納することができます。

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画

この時、奥行きが深すぎる棚を選んでしまうと出し入れしにくい、奥の方がデッドスペースになってしまう、といった可能性があります。奥行きは30〜40㎝の棚を選んでおくと安心です。  

ポイント④ 換気と湿気対策


パントリーを設置する場所によっては、暗く湿気がこもりやすくなることがあります。口に入れるものを長期保存する場所だからこそ、湿気がこもらないように注意しましょう。換気扇や小窓を設置する、除湿剤を置く棚を設置しておく、といったように、快適な環境を維持するために換気システムを整えておくことが大切です。  

ポイント⑤ 日当たりを考える


日当たりの良いリビング横にキッチンを設置する場合、夏場などはパントリー内も高温になりやすくなることがあります。ストックしている食材が傷んでしまわないよう、出入り口の向きに気をつけて設置しましょう。

 

 

 

 

パントリーをつくって良かった!と思える暮らしを始めよう!

パントリーを後悔しないためのキッチンの間取り計画 

 

使い勝手の良いパントリーですが、ライフスタイルによっては必要ないというご家庭もあります。『必要なかった』『場所が悪かった』と後悔しないためにも、事前にしっかりとシミュレーションをした上でパントリーの間取り計画を立てていきましょう。  

 

「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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感動ハウス編集部

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