新築キッチンのおすすめ設備&機能はこれ!機能性とデザインでおしゃれにするコツを紹介
キッチンの間取りプランを考えていく際、頭を悩まされるのが「どんな設備にするのか」です。設備によって機能や価格など大きく変わるため、どうやって選んだらいいのか迷ってしまう……という方は多いのではないでしょうか。
そこで今回のコラムでは、新築のキッチンにおすすめの設備、機能、キッチンをよりおしゃれにするコツをまとめてご紹介します。これからの家づくりにぜひお役立てください。
コラムのポイント
・タッチレス水栓やディスポーザーなど、新築キッチンにおすすめの設備や機能をまとめました。
・キッチンの設備や機能はこだわり過ぎてしまうと予算オーバーになってしまうため「最もこだわりたい部分はどこなのか」についてご家族で話し合い、優先順位を明確にした上で決めていくことが大切です。
Contents
新築キッチンにおすすめの設備&機能
シンクやコンロ、収納など様々な設備が一体化したシステムキッチン。効率よく作業できる、便利、など人気の設備や機能をまずはみてみましょう。
タッチレス水栓
▶︎画像引用:キッチン用タッチレス水栓ナビッシュ|LIXIL
タッチレス水栓とは、水栓上部にあるセンサーに手を近づけて水を出したり止めたりする設備です。 タッチレス水栓には以下のメリットがあります。
- ・手が汚れていても水を出せる
- ・水栓部分を汚さず利用できる
- ・無駄な流水を防いで節水できる
小さなお子様からお年寄りまでどの世代の方も使いやすく、様々なデザインの中から選ぶことができます。
▶︎画像引用:タッチレスハンドシャワー水栓|タカラスタンダード
メーカーによってセンサーの位置や水が出てくるまでの時間が異なるため、ショールームで実物を確認してみるのが良いでしょう。
ディスポーザー
シンクの下に設置して生ゴミを粉砕する設備をディスポーザーといいます。水分量が多く処理が手間になる生ゴミですが、ディスポーザーがあれば総量を減らしゴミ出しの負担を減らすことができます。気になる夏場の匂いも解消されます。
シンク下に設置するディスポーザーですが、サイズによっては収納スペースが少なくなってしまう可能性があります。別途スペースを確保できるようにしておきましょう。
また、自治体によってはディスポーザーの使用を禁止しています。設置の計画段階で届出が必要な自治体もあるため、お住まいの地域はどうなのかについて事前に確認しておきましょう。
食洗機
庫内に食器を入れ、スイッチひとつで洗浄から乾燥まで終えてくれる食洗機。
- ・家事の時短
- ・節水できる
- ・高温で洗うため除菌ができて衛生的
このようなメリットがあります。 共働き家庭やご家族が多いご家庭にとってはなくてはならない設備でしょう。
サイズや機能など、ライフステージに合わせて選ぶのがおすすめです。 一方で、ライフスタイルや家事をする頻度によっては、手洗いの方が便利だと感じるケースもあります。自分たちの暮らしに必要なのかどうかをまずはご家族で話し合い、導入を検討していきましょう。
浄水器付き水栓
フィルターを通して水道水の不純物を取り除くことを浄水といいます。浄水器とは、この浄水機能を水栓に取り付けたものです。 日本の水は美味しく安心して飲むことができますが、場合によってはカルキ臭がしたり排水管の劣化による不純物が混ざってしまったりすることがあります。そんな時に困らないのが浄水器付き水栓です。
後付けできるものもありますが、設置スペースが必要になる可能性も。すっきりとしたキッチンをキープするためには、新築の段階での導入検討をおすすめします。
自動洗浄する換気扇
ファンを自動洗浄してくれる換気扇も人気です。大掃除の悩みの種となる換気扇ですが、近年はあまりお手入れしなくても清潔な状態を保てるものが増えています。
- ・お掃除時間の時短
- ・節水
- ・消費電力をおさえる
このように、たくさんの便利が詰まっています。油がたっぷりついた換気扇を無理に洗わなくても良いので、手荒れ防止になるのも嬉しいですね。
パントリー
パントリーは食品や食器、キッチン家電を収納するスペースです。キッチンの一角に設置するウォークスルータイプ、出入りできる独立したウォークインタイプなどキッチンの広さや用途に合わせてサイズを選ぶことができます。 まとまったスペースが確保されているため、たくさんの食品や食器を収納できます。
どうしても物が増えやすいキッチンですが、パントリーがあれば片付いた状態をキープできるでしょう。非常食など災害グッズの保管場所としても活用できます。 設置に費用はかかりますが、新築時につくっておいて損はない設備です。
背面収納
キッチンでシンクやガスレンジの前に立った時、背面となる場所につくられた収納のことを背面収納といいます。見せる収納としてキッチンをおしゃれ空間にしたい方にはぴったりな設備です。
中身が見えない引き出しや扉のスペースと、飾りを楽しむ棚のスペースを組み合わせ、バランスよく設置するのがおすすめです。
ゴミ箱を置く場所
キッチンの間取りを考える際、忘れられがちなのがゴミ箱をおく場所です。せっかくおしゃれなキッチンなのに、ゴミ箱が通路にあるため生活感が出てしまう……というのは避けたいですよね。作業効率を上げるためにも、ゴミ箱を置く場所を工夫しましょう。
最近は、シンク下にゴミ箱を置くスペースのあるシステムキッチンも増えてきています。そういった設計になったものを選ぶほか、背面収納の中につくる、パントリー内につくるなど様々な方法があるため検討してみましょう。
新築キッチンをおしゃれにする素材選びのコツ
設備や機能だけでなく、素材にもこだわることでキッチンはよりおしゃれな空間になります。
キッチン扉の素材
キッチンの扉が占める面積は広いため、空間全体の印象を左右します。主に使用される素材は以下の通りです。
- ・化粧シート…… 豊富な色や柄の中から選ぶことができる、加工によって様々な質感を楽しめる
- ・塗料…… 艶消しや鏡面など化粧シートには出せない質感を楽しめる、強度が高い
- ・無垢材…… 自然素材の味わいを楽しめる、落ち着いた安定感のある雰囲気
- ・ステンレス…… 色やバリエーションは少ない、スタイリッシュな印象
希望しているテイストに合わせて素材を選びましょう。
ワークトップの素材
ワークトップとはキッチンの天板部分のこと。キッチン扉に次いで、空間の印象を左右します。見た目だけでなく、耐熱性やメンテナンス性、耐久性といった機能性も求められるため、まずは機能性の優先順位を決めて素材を選ぶようにしましょう。
ワークトップに使用される素材には「ステンレス」「天然石」「タイル」「人工大理石」「ホーロー」などが挙げられます。素材の持つデザインを活かすのもおしゃれですが、ステンレスはドットや波模様などの加工を施すこともできるため、空間全体のバランスを見ながら検討してみましょう。
壁や床との相性を考える
扉やワークトップの素材に迷った時は、壁や床との相性を考えてみましょう。ベージュと白、グレーと黒、といったように同系色にまとめることで統一感が生まれます。
オフホワイトなどの淡い色の床に対してシステムキッチン本体は黒などの濃い色を選んでしまうと、キッチンだけ浮いた印象を与えてしまいます。後悔しないためにも様々な色合いを試してみて、ベストなパターンを選ぶと良いでしょう。
新築キッチンのレイアウトと選び方
新築キッチンのおすすめ設備をより使いやすくするためには、レイアウトが重要です。最適なレイアウトを選んで、最高のキッチンを実現していきましょう。
キッチンのレイアウト
キッチンのレイアウトは「アイランドキッチン」「ペニンシュラキッチン」「壁付けキッチン」の大きく3種類に分けられます。 背面収納のある見せるキッチンにしたい、という場合はアイランドキッチンにするなどニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。
キッチンのサイズ
システムキッチンの標準サイズは「奥行き65cm×間口255cm×高さ85cm」です。部屋の広さとのバランスを考え、サイズを決めていきましょう。
キッチンの高さ
キッチンの高さは使用する人に合わせて選ぶことができます。高さの目安は「身長÷2+5㎝」です。
タッチレス水栓を選ぶなら低めに設定する、背面収納と高さを合わせる、など使い勝手と見え方にこだわって選ぶのがおすすめです。 キッチンのレイアウトについては、こちらのコラムも参考になさってください。
ポイントをおさえて後悔のないキッチンを!
新築のキッチンは、どんな設備や機能をつけるのかを自分たちで1から選ぶことができます。こだわって選んだ設備や機能なら暮らしの満足度を上げてくれることでしょう。ただ、こだわり過ぎてしまうと予算オーバーになってしまうため「最もこだわりたい部分はどこなのか」についてご家族で話し合い、優先順位を明確にした上で決めていくことが大切です。 ポイントをおさえて、満足のいく家づくりを進めていきましょう。
「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。ぜひ完成見学会や展示場で実際に目で見て確かめてみてくださいね。