注文住宅で後悔しないためにココを押さえよう|間取り・お金の失敗ケースを紹介
「注文住宅は絶対に失敗したくない!」と思う気持ちは、これから家を建てる人が共通して持っているでしょう。
今回の記事では注文住宅で後悔しないために、失敗ケースと押さえておくべきポイントを紹介していきます。
この記事を読むことで以下のことがわかります。
・構造・間取り・お金の失敗ケースと、後悔しないために押さえるポイント
Contents
約20パーセントの人が住宅に不満を抱いている?!
国土交通省がおこなった『平成30年住生活総合調査』によると、住宅に対して非常に不満と答えているのが3.0%・多少不満と答えているのが20.1%という結果になりました。
不満と答えている人が合計で23.1%。
つまり、4〜5の世帯のうち1世帯は住んでいる家に満足していない結果になります。
もっとも高いのは「高齢者への配慮」です。
長く住んでいるからこそ住宅に抱く不満と言えるでしょう。生活リズムが変わるに従い、昔は問題がなかったことも不便に感じることはよくあることです。
その次に、「地震時への安全性」「遮音性」の順です。
(参考:国土交通省『平成30年住生活総合調査』https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001358448.pdf (p4.p48))
先ほど紹介したのは住宅全般についての不満になります。
家の機能についての不満を抱きやすいこと傾向があることがわかります。
では、注文住宅を建てた人たちはどんな後悔をしているのでしょうか?これから確認していきましょう。
間取りで「失敗した」ケース
「理想の生活をイメージして間取りをつくったけど、実際うまくいかず失敗した」と後悔する人も少なくありません。では、これから間取りの失敗ケースを確認していきましょう。
【失敗①】部屋の広さと家具の関係
「部屋に思ったよりも家具をおけない」と後悔するケースも少なくありません。これはとくにリビング・寝室で起きやすい問題と言えるでしょう。
余裕があると思っていた間取りでも、ソファー・テーブル・テレビ・棚など必要な家具を置いていくと狭く感じることも。
モデルルームのイメージで間取りを決めても、実際のモデルルームは必要最低限の家具しかないため、実際に家具を配置すると窮屈に感じることもあります。
このケースとは逆に、お客さんが何人来てもいいようにリビングを広くしたけれども、広すぎて空間を持て余してしまうこともあります。
寝室でも同様に、寝るだけの部屋だから広さを気にしなかったけども「ベッドを置いたら窮屈に感じるようになった」という問題も起こっています。
【部屋の広さに悩んだらココを押さえよう】
・図面に配置予定の家具を書き入れ、広さの確認をする
頭のなかで想像するのと、紙に書き出すのでは大きく違います。図面に家具を書き入れるときは、ドアを開けたままでも家具が置けるかどうか確認してみましょう。
【失敗②】収納のことで失敗
「収納」と一言でいっても、さまざまなトラブルが発生しています。こちらも一つ一つみていきましょう。
パイプの位置が低くワンピースのように丈が長い服をかけようとしても、裾が床についてしまうので使っていない。もしくは服が十分に仕舞えないほど狭いので、せっかくクローゼットがあっても使っていないというような失敗もあります。
2階の奥まったところにに大きな物を仕舞える収納スペースをつくたけれども、物を取り出すのに苦労をしている。階段を通って大きなモノを運ぶのは少し怖い…というケースもあります。
【収納に悩んだらココを押さえよう】
・確実に収納できる大きさなのかを確認する
・生活動線を考えて、収納スペースを決める
実際に生活することをイメージしながら収納スペースを決めてみましょう。
【失敗③】窓の配置で失敗も
窓は光や風を家のなかに取り込むために大切なものです。では、どのような失敗があるのでしょうか?
光を取り込める窓ですが、窓が大きく日当たりが良すぎる場合、夏場は家のなかが非常に暑くなることも。
壁に断熱材を入れたとしても、窓になにも工夫をしなければ、外の気温が家のなかまで伝わってしまいます。そのため夏は暑く、冬は寒い住まいになってしまうでしょう。
窓があることで家具を置くスペースが少なくなり、後悔するケースもあります。棚・テレビ・ソファーなどは壁につけて置くことが多いのですが、窓があることで置けなくなることも。
【窓の配置に悩んだらココを押さえよう】
・断熱性の高い窓を選んでみよう
・どこに家具を置くかをイメージしながら窓の配置を決めよう
窓の性能を高めることで、部屋の暑さを減らすことができます。また前もって家具を置く場所を決めてから窓を決め、理想通りに家具を置けるようにしましょう。
家の構造で「失敗した」ケース
家の構造から後悔しているケースもこれから見ていきましょう。
【失敗】暑くて過ごしにくい
家の耐熱性に関する後悔のケースです。
意外と耳にするのがこのケースです。とくにマンションから引っ越してきた人にとっては以前と比べあまりの暑さに驚くこともあります。「エアコンをたくさん利用し、電気代が跳ね上がった」ということも。
断熱性の低い住まいでしたら、夏が暑くなるだけでなく、冬も凍えるように寒いくなるので注意が必要です。
【快適に過ごしたければココを押さえよう】
・家を建てるときは、断熱材までしっかりと選ぼう
間取りだけでなく、住宅の構造についても考えることが大切になります。断熱材をおろそかにしないようにしましょう。
【お金】住宅ローンの支払いで後悔することも
住宅ローンの支払いは30〜35年近く続けることが一般的です。「問題なく払える!」と思い住宅ローンの契約をしたけど、状況が変わって後悔する中にはいらっしゃいます。
では、後悔したケースを見ていきましょう。
【失敗①】夫婦のどちらかが育児に入り世帯収入が減った
夫婦ともに働いている状態での「無理ない支払い計画」でも、育児に入ると以前のようには働くことができず収入が減った…。
もし、時短勤務で働いていたとしてもフルタイムの収入よりも少なくなります。そのため住宅ローンの支払いに悩むご家庭もあります。
【失敗②】ボーナス返済をアテにしすぎた
ボーナス時期にまとまった金額を支払う計画にしていたが、会社の業績が悪くなりボーナスが出なかった。しばらく住宅ローンの支払いで家計が圧迫していた。
ボーナスは会社の業績によっては支払われることがないため、注意が必要です。
【お金で後悔しないためのポイント】
・夫婦どちらか1人の月々の収入でも支払い続けやすい金額にする
不安定な収入に頼らないと決め、住宅ローンの支払い額を決めていきましょう。
茨城県・栃木県で注文住宅を検討しているのでしたら感動ハウスにご相談ください
今回の記事では、注文住宅で後悔したケースと注文住宅を立てるときに注意するポイントを記載しました。
毎日過ごす家を建てるのなら、どうして失敗はしたくないもの。
さまざまな角度から確認をして、満足できる住まいをつくりましょう。
弊社感動ハウスは茨城県・栃木県を中心に注文住宅を承っています。
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