【一戸建て】人気の間取り6選と後悔しないための3つのポイント
家づくりで最も悩む『間取り計画』。せっかく家を建てるなら、快適に暮らすことができるのはもちろん、誰が見てもおしゃれな間取りにしたいですよね。とはいえ、初めての家づくりではどんな間取りにすればいいのか、わからないことも多いもの。そこで今回は、近年人気の間取りとあわせて、後悔しないために事前に話し合っておきたい3つのポイントをまとめました。これからの間取り計画にぜひお役だてください。
コラムのポイント
・ライフスタイルは十人十色。それぞれのライフスタイルにあった暮らしが実現できる、一戸建ての人気の間取り6選をまとめました。
・快適な暮らしを実現するためには、家づくりを後悔しないための3つのポイントをおさえて間取り計画を立てていくことが大切です。
Contents
一戸建てで人気の間取り6選
間取りの自由度が高く、理想を実現しやすい一戸建ての家。まずは近年人気の間取りを順番に6つ、ご紹介します。
1 家事効率が良い間取り
仕事に子育てに、毎日やることはたくさんあるもの。それと同時に家事を進めていくには、かなり労力を使います。掃除をしながら洗濯をして、食事をつくって食器を洗って、散らかったリビングを片付けて…。これらの家事がスムーズにすすむ『家事効率の良い間取り』は、子育て世代の方の多くに選ばれています。
キッチンやお風呂、洗面所といった水回りはコンパクトにまとめる、洗面所の横にランドリースペースを設ける、玄関横にパントリーを設けてキッチンにすぐ移動できるようにする、などスムーズに動くことができるように設計しておくことで、家事効率の良い間取りにすることができます。
2 スッキリした部屋をキープできる間取り
毎日過ごす空間をスッキリと快適なものにするためには、綺麗な状態をキープするための収納計画が大切です。収納は、とにかく広くつくればいいというものではありません。家事動線を考慮した上で、使い勝手の良い場所に使い勝手の良い広さの収納をつくる必要があります。ファミリークローゼットや土間収納、パントリーなど、様々な収納があるので、まずは家族の持ち物の総量を把握し、必要なスペースを検証してみましょう。
また、年間を通して数回しか使わないような物や使う季節が限られている物は必要な時だけ取り出せるよう、屋根裏収納や床下収納など日常生活を送る上では少し使い勝手が悪いような場所もあえて設置しておくと便利です。
3 コミュニケーションがとりやすい間取り
忙しい毎日でも夫婦でしっかりと会話をしたい、思春期の子どもともこまめに話をしたい、などコミュニケーションに関する悩みはつきものですが、これらの悩みは間取りで解決することができます。顔を合わせる機会が増えるように、リビング階段を設置する、就寝するためだけの場所と割り切って個室を設計する、LDKが一体化した間取りにする、など取り入れて見ましょう。
誰もが快適に過ごすことができる環境が整い、且つ顔を合わせる時間がたっぷりとあれば自ずとコミュニケーションもとりやすくなります。
4 在宅勤務が可能な間取り
2020年以降、急速に広まった在宅勤務。新しいワークスタイルが定着してきたことで、住まいには『くつろぎ』だけでなく『職場』としての役割も求められるようになりました。今までは書斎のようなかっちりとした仕事部屋が主流でしたが、リビングや廊下の一角に設けるワークスペースや、簡易的に設ける半個室のワークスペースなど、在宅勤務スタイルに合わせたワークスペースが増えてきています。
在宅勤務の頻度や仕事内容、使用する仕事道具、夫婦共々在宅勤務をするのか、などによって最適な広さや間取りは異なるので、どの程度の広さがあれば快適に使用することができるのかを話し合ってみましょう。
5 開放感のある間取り
開放感のあるのびのびとした空間のある住まい、視線が抜ける住まいはやはり常に人気の間取りです。開放感のある間取りにすることで、限りあるスペースを有効活用することができます。 部屋数を減らしてひとつひとつの空間を広くすることで、視界は遮られることなく開放感を感じることができます。また、吹き抜けを設置して横ではなく縦に広がりを持たせる、室内窓を設置して空間は仕切りつつも視線は抜けるようにする、スキップフロアを設置して空間にリズムを持たせる、なども効果的です。
吹き抜けやスキップフロアを採用する場合構造が複雑になるので、住宅の構造に関する知識豊富な施工技術の高いハウスメーカーに依頼するようにしましょう。
6 様々な用途に活用できる間取り
ひとつの空間がひとつの役割を持つのではなく、フレキシブルに活用できる間取りはやはり人気があります。例えば、土間収納ならアウトドアグッズや靴、子どもの外遊びのおもちゃを収納するスペースとして活用できるのはもちろん、ロードバイクのお手入れやDIYなどといった作業スペースとして活用することもできます。また、子どもたちが小さいうちは2階部分をひと続きの間取りにしておき、大きくなったらそれぞれの個室として活用する、といった方法もあります。
ライフスタイルが変化しても、その時その時に応じて使い方を変化させられるように間取り計画を立てていきましょう。
間取りを後悔しないためにやっておくこと
快適な暮らしを実現するためにも、次のポイントをおさえた上で間取り計画を立てていきましょう。
① 理想の暮らしを話し合う
具体的な間取りを考えていく前に、大切なのは新居で『どんな暮らしをしたいのか』です。理想の暮らしが明確になっていれば、その理想を実現するための間取り計画を立てていくことができます。大好きなお風呂の時間を大切にしたいから広くしたい、家族の時間を大切にしたいからキッチンはコンパクトにしてその分リビングを広くしたい、おしゃれな家でリラックスして過ごしたいからデザイン重視、などとにかく理想を書き出し話し合ってみましょう。
② 優先順位を明確にする
理想の暮らしが明確になれば、どこを優先的に叶えて行けばいいのかがわかります。理想を追いかけすぎて予算オーバー…という状態や、月々のローンに追われてせっかくの新生活を楽しむことができない…という状態は避けたいもの。優先順位を明確にして、大切な資金と時間、労力をどこに使うのかを考えていきましょう。
③ ハウスメーカーとの相性チェック
どこのハウスメーカーも施工技術やデザイン力があるからこそ、相性は重要です。自分たちの希望に耳を傾けてくれるのか、理想を形にしてくれるのか、難しい時も意思を汲み取りつつ代替案を出してくれるのか、など一生に一度の大きな買い物にしっかりと寄り添ってくれるのかどうかはかなり重要です。相談会やオープンハウス、イベントに足を運び、安心して頼ることができるのかを確認しておきましょう。
人気の間取りを取り入れた素敵な家づくりを始めよう!
快適な暮らしが実現する人気の間取り。今回は6選ご紹介しましたが、ご家族ごとに気になった間取りとそうでない間取りがきっとあるはずです。気になった間取りやその要素はたっぷりと取り込みながら、理想の家づくりを進めていきましょう。 「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。