家づくりの流れと期間|失敗しないポイント3つ
資金計画に間取り計画、家族での話し合い、打ち合わせ、など初めての家づくりはわからないことが多く、戸惑ってしまうことも多いもの。人生の一大イベントだからこそ、事前準備をしっかりと行い後悔のない家づくりを進めていきたいですよね。そのためには、どのような流れで家づくりを進めていくのか把握しておくことが重要です。
そこで今回のコラムでは、どのような流れで家づくりを進めていくのかについて、かかる期間もあわせてご紹介します。これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・予算の検討から引き渡しまで、家づくりの流れとかかる期間をまとめました。
・様々な工程を経て建てられる注文住宅ですが、その過程でいかに信頼関係を築くことができるか、理想の住まいを形にしてもらえるかどうかが重要なポイントです。安心して任せることができるハウスメーカーをパートナーに選び、理想の家づくりを進めていきましょう。
Contents
家づくりの流れとかかる期間
土地探しも含めると、家づくりにかかる期間は平均8ヶ月〜1年半とされています。ただしこの日数はあくまで目安で、検討項目が多かったり内容を詰めるまでに時間がかかったりするとさらに時間はかかります。
スムーズに家づくりを進めていくためにも、流れやかかる期間をあらかじめ把握し、具体的にイメージが湧くようにしておきましょう。
予算を検討する
最初に予算を検討します。家づくりにかかる費用は
・土地代
・家本体にかかる工事費用
・家本体以外にかかる工事費用
・住宅ローンの経費や税金などの諸費用
上記の大きく4つに分けられます。
住宅金融支援機構「フラット35利用者調査(2020年度)」の調査によると、茨城県に建てられた注文住宅の相場は471.4㎡の敷地に3,350万円程度とされています。この金額を目安に、予算を考えていきましょう。
住宅金融支援機構:フラット35 https://www.jhf.go.jp/about/research/2020.html
また、すでに土地を所有している場合はそこまで費用はかかりませんが、土地の購入も検討している場合は土地の購入費用も多めに見積もっておきましょう。
理想の家を話し合う
どんな家にしたいか、どんな暮らしをしたいか、など理想をしっかりと話し合っておきましょう。
実家の近くがいい、教育に力を入れているエリアがいい、など優先したいことやこだわりたいことを把握した上で家づくりを進めていくことで、理想を形にした暮らしを実現することができます。
具体的なイメージが湧かない時は、雑誌やSNSで情報収集をしたり、住宅展示場に足を運んだりしてイメージを膨らませていくようにしましょう。
注文住宅で後悔しない内装の決め方
ハウスメーカーを決める
理想の家を形にするためには、ハウスメーカー選びはとても重要です。どこに依頼するか迷っている時は、
・住宅展示場に足を運び、どんな家づくりをしているのかを調べる
・無料相談会や完成見学会に参加し、担当者に詳しく話を聞いてみる
・どんなアフターサービスや補償があるのかを調べる
・家を建てた人の口コミやリアルな声を聞いてみる
など確認してみましょう。
依頼の決断までには時間もかかりますが、色々調べて納得できる状態で打ち合わせや契約を進めていった方が後悔もありません。二人三脚で満足のいく家づくりを進めていくことができるハウスメーカーを選ぶようにしましょう。
提案プランを確認する
ハウスメーカーが決まり、具体的に話し合いも重ねていくとプランが仕上がってきます。イメージしていた間取りやデザインとの相違はないか、想定している予算内でプランが出来上がっているか、など確認していきましょう。
疑問や気になる点などこの時点で解消しておけば、契約に向けたこの後の計画をスムーズに進めていくことができます。
住宅ローンの審査、手続きを進める
間取り計画と同時に、住宅ローンの審査や手続きを進めていきます。金融機関主催のセミナーに参加したり、インターネットで検索したりして事前に金利や条件など情報収集をしておきましょう。
金融機関に審査を申し込んだ場合、2週間〜1ヶ月ほどの事前審査と本審査を経て契約になります。書類不備があると融資が通らず、通ったとしても振り込まれるまでに時間がかかるので、無理な返済計画を避けて住宅購入の契約を進めていきましょう。
工事請負契約を締結する
住宅ローンも無事に通ったら、いよいよ契約です。情報収集を始めてから契約までの期間は平均3ヶ月〜半年ですが、土地が見つからなかったりプランが決まらなかったりと状況によってはもう少し時間がかかります。
契約時は、契約書に記載されている工事内容や請負金額、支払い方法、工事着手から完了までにかかる時期、追加費用の有無、アフターサービスなどしっかり確認しましょう。後のトラブルを避けるためにも、わからない点は確認し、納得した上で契約を進めていくことが大切です。
地鎮祭を行う
工事の安全祈願のため、土地を守っている神様に土地を使う許可をもらうために行う地鎮祭。着工前の縁起の良い日に行います。地鎮祭自体は準備や儀式含め30分ほどで終わりますが、その後ご近所への挨拶回りなどを行う場合、半日ほどかかることもあります。
地鎮祭に向けて事前に準備することはいくつかありますが、お供え物の数や種類、会場設営方法など地域によって異なるためハウスメーカーに相談しながら進めていきましょう。
着工
契約をしてから着工までは平均2〜3ヶ月かかりますが、契約内容の不備やプランの修正などで計画が進まない場合、もう少し時間がかかります。
着工から完成までは平均4〜6ヶ月で、台風や大雪など自然災害、新型コロナウイルスの影響による輸送遅延などによっては完成時期がずれる可能性もあります。
完了検査と引き渡し
家が完成したら構造や設備が法令に適合しているかを確認してもらい、適法と認められたら検査済証を交付してもらいます。
完了検査を終えたら、いよいよ引き渡しです。引き渡し日に建物の所有権が建築主に移り、建築主の名義で家が登記されます。スケジュールに余裕を持って、引き渡しの手続きや引越し作業を進めていきましょう。
家づくりを失敗しないポイント3つ
満足のいく家づくりを進めていくためにも、流れを理解した上で次のポイントをおさえ、計画を立てていきましょう。
理想と予算のバランスをとる
こだわるところにはしっかりこだわって、家づくりは進めたいもの。とはいえ、理想ばかりを求めてしまうと予算オーバーになり、生活費を圧迫してしまいます。どれだけ予算をかけられるのかをよく確認し、理想と予算のバランスを考えながらプランニングを進めていきましょう。
優先順位を家族でしっかり話し合う
いつでもできるから…と後回しにされがちな家族の話し合いですが、しっかりすり合わせをしておくことでこだわりたい部分、優先したい部分が反映され、新居に対する満足度が高くなります。建ててから後悔しないためにも、よく話し合っておきましょう。
余裕を持ってスケジュールを組む
土地探しも含めると、家づくりにかかる期間は平均8ヶ月〜1年半ですが、状況によってはずれ込む可能性もゼロではありません。今住んでいる物件の解約や売却、引っ越し、各種手続きなどは余裕を持ってスケジュールを組むようにしましょう。
理想の家を建てるなら…
様々な工程を経て建てられる注文住宅。どこの会社も同じような工程を経て家づくりを進めていきますが、その過程でいかに信頼関係を築くことができるか、理想の住まいを形にしてもらえるかどうかが重要なポイントです。 安心して任せることができるハウスメーカーをパートナーに選び、理想の家づくりを進めていきましょう。
「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。