おしゃれな木の家を建てるポイント|素材を活かしたデザインと事例まとめ
念願のマイホームを建てるなら、落ち着いた雰囲気や素材の暖かさが魅力のおしゃれな『木の家』を建てたいですよね。自然素材の良さを活かしたデザインを取り入れて間取り計画を立てていくことで、木の家がもつ魅力を最大限発揮することができます。 今回は、おしゃれな木の家を建てる前に知っておきたいポイントをまとめてご紹介します。これからの家づくりに、ぜひお役立てください。
コラムのポイント
・木材に合わせたテイスト選びや梁のあるデザインなど、おしゃれな木の家を建てるために知っておきたい家づくりのポイントを6つまとめました。
・様々な自然素材を組み合わせて、おしゃれな木の家づくりを進めていきましょう。
Contents
木の家で叶える身も心も温かい暮らし
コンクリートや鉄骨にはない暖かさをもつ木材。独特の香りや滑らかな肌触りには、心を落ち着かせるリラックス効果があります。そんな木材をふんだんに使った木の家でなら、心地よい日々を過ごすことができそうですよね。もちろん、
・湿気の吸収性や放出性に優れており、湿度を一定に保つことができる
・吸音性に優れており、生活音の反響を防ぐことができる
・衝撃を吸収するため、足が疲れにくい
・一定の室温を保つので夏は涼しく冬は暖かい
といった特徴もあります。 せっかく家を建てるなら、目で見て、触って、暖かな気持ちになる木の家での暮らしを実現していきましょう。
おしゃれな木の家を建てるポイント
素材を活かしながら間取りプランを考え、おしゃれな木の家づくりを進めていきましょう。
ポイント① 木材と合うテイストを選ぶ
木には様々な種類がありますが、木材によって合うテイストがあります。
深みのある褐色が特徴で、経年劣化による色の変化を楽しむことができる。ヴィンテージテイストや重厚感のあるインテリアにおすすめ。
・ヒノキ
美しい光沢と明るさに気品があり、高級感のあるインテリアに最適。
・ナラ
虎の毛のような模様が特徴で、ナチュラルインテリアにおすすめ。
・タモ
柔らかな色にはっきりとした木目が特徴。ナチュラルテイスト、北欧テイストに最適。
・スギ
シンプルな木目と明るい色が印象的で、和モダンや和テイストに合う。
希望しているテイストに合わせて、木材を選ぶようにしましょう。
ポイント② 木材と合う色を選ぶ
淡い色、濃い木目など木材には様々な色があります。それぞれの色に合わせて、内装や家具の色を選ぶようにしましょう。 窓のサッシや窓枠、建具などは木の家の中では意外と目立つ箇所です。テイストに合わせて、使用する色を選ぶのがおすすめです。
最近は、内装全面を木の壁にするのではなく、一面だけアクセントになるように塗り壁にする、壁紙を貼る、といったデザインも人気があります。バランスを考えながら、選んでいくのがおすすめです。 雰囲気を崩さないように、家具を選ぶならクリエーターが手がけた家具やビンテージがおすすめですが、造作家具なら雰囲気もサイズもより住まいにフィットさせることができます。
間取り計画を立てる時に、合わせて検討してみましょう。
ポイント③ 梁を見せる天井にする
建物の上からの重量を支える役割のある『梁』を見せるのは、木の家の醍醐味です。
こだわりが感じられるのはもちろん、空間のアクセントにもなります。 梁に照明を設置すれば、部屋全体を明るく照らすことができるのはもちろん、壁や天井を照らして光のニュアンスを楽しむことができます。また、素材そのものの風合いを楽しむだけでなく、黒やグレー、白など好みの色を塗って空間にメリハリをつけることもできます。
梁を見せることによって天井が高くなるので、開放感のある空間も楽しむことができるようにデザインしてみましょう。
ポイント④ 吹き抜けを設置する
開放感のある間取りにするためには、梁を見せるだけでなく吹き抜けの設置もおすすめです。吹き抜けがあれば、室内はかなり明るくなりますし、どこにいても家族の気配を感じながら過ごすことができます。
また、設置されているだけで高級感があるので、よりデザイン性の高いおしゃれな木の家に見せることができます。
吹き抜けのデメリットとして、空調が効きにくいという話を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。確かに、空調効率を考えて間取りを考え、吹き抜けを設置する必要があります。ただ、断熱性・気密性の高い高品質な家づくりをする住宅会社で建てた木の家なら、調湿効果も高く1年を通して快適な室温をキープすることができるので安心です。
ポイント⑤ おしゃれ&肌触りの良い無垢材の床
木の家に使用されるフローリングは、薄くスライスした木材を貼り合わせた突板と、丸太から切り出した無垢材から選ぶことができます。せっかくおしゃれな木の家を建てるなら、表情豊かで肌触りも良い無垢材を選びましょう。
床に無垢材を使用する大きなメリットは、何といっても肌触りの良さです。一年中さらっとした気持ち良いよさを保つため、赤ちゃんもペットも安心して過ごすことができます。
ポイント⑥ 腰壁を採用する
腰の辺りまで木材を貼り付けた壁のことを、腰壁といいます。おしゃれに見せるのはもちろん、傷や汚れ防止にもなります。
内装全てに木材を使用するのももちろん素敵ですが、壁紙も使用して雰囲気を変えたい、予算を考えると厳しい、という場合もあるでしょう。そんな時、腰壁なら木材の良さを最大限発揮しながらも、雰囲気を変える楽しみも味わうことができます。空間にメリハリをつけたい時もおすすめです。
自然素材を組み合わせてもっと温かな雰囲気に
温かみのある木の家ですが、自然素材を組み合わせて間取り計画を立てていくことでより温かな雰囲気に仕上げることができます。 家づくりに使われる自然素材には、次のようなものがあります。
珪藻土
海中の珪藻の殻が、化石となり積み重なった土のこと。ざらっとした質感で、柔らかく温かな風合いが特徴。
漆喰
水酸化カルシウムを主原料として、石灰石を焼いて水や糊などを加えてつくられたもの。つるっとした質感で、美しい白さが特徴。
天然石
大理石や御影石など。キッチンの作業スペースや造作家具、アクセントとして部屋の一部分に使用される。 木材だけでなく、様々な自然素材を組み合わせることによって表情豊かな内装にすることができます。
▶︎自然素材をふんだんに使った吹き抜けのある家 (画像は大谷石です)
どんな組み合わせができるのか、事前に調べておくのがおすすめです。
おしゃれな木の家を建てるなら…
おしゃれな木の家を建てるためには、ポイントをおさえた家づくりを進めていくことが大切です。『いまいちイメージが湧かない…』『もっと具体的に話を聞いてみたい!』という方は、展示場に足を運び、実際に木の家を体感してみてはいかがでしょうか。
つくば展示場には、『大地とつながる小さな家』をテーマに、自然素材をたっぷり使った家をご用意しています。自然素材の魅力やデザインのポイントなど、より理解していただけるはずです。 お気軽にご来場ください。