造作家具でこだわりの注文住宅に!おしゃれな施工事例とアイディア・注意点
こだわりを詰め込んだオンリーワンの注文住宅。そんな新居に欠かせないのが、デザイン性や機能性に優れた造作家具です。間取りや内装、設備などこだわって家を建てるなら、家具にもしっかり投資したいですよね。
今回は、造作家具の魅力と活用アイディア、施工事例をまとめました。ぜひ新居のプランニングに取り入れてみてください。
コラムのポイント
・オーダーメイドで、部屋のデザインやサイズに合わせてつくる造作家具。活用アイディアやつくる時の注意点など、気になるポイントをまとめました。
・素材選びからデザインの検討、製作費用の見積もりなど慎重な事前準備を進め、事例も参考にしながら、理想の家づくりを進めていけるようにプランニングを進めていきましょう。
Contents
造作家具とは
オーダーメイドで、部屋のデザインやサイズに合わせてつくる造作家具。デザイン性や機能性に優れているのはもちろん、フィットしたサイズ感なので空間を有効に活用することができます。また、建物や部屋に合わせたデザインなので空間との調和が取りやすく、品質の良い素材を使ってつくるため10年後、20年後と使い続けることができます。
一方で、オーダーメイドで製作するため
・製作に時間と費用がかかる
・市販品に比べてコストが高い
・模様替えや他の部屋での使用が難しい
といった点が困難に感じることも。 多くの魅力がある造作家具だからこそ、デザインや使い勝手などどこを重視するのかを話し合った上で新居に取り入れていくことが大切です。
造作家具の魅力と活用アイディア
造作家具といっても、様々な活用方法があります。順番に見てみましょう。
食器棚
食器やコップを収納する食器棚。家族の人数が多いほど、数は増えて収納するのも苦労しがちです。しかしオーダーメイドの食器棚なら、キッチンのサイズや所有している食器の量に合わせた、最適なサイズのものをつくることができます。 炊飯器やレンジなどすっきり収まるように設計すれば、限られたスペースも有効活用できるのはもちろん、使い勝手も良くなります。
壁面収納
壁面を収納スペースとして活用する壁面収納。空間に合わせてデザインできるため、調和のとれたおしゃれな空間を演出することができます。収納する物の大きさに合わせて棚の高さを変えたり扉をつけたりできるので、細部までこだわって仕上げることが可能です。
カウンター
キッチンカウンターやバーカウンター、ちょっとしたワークスペースなど幅広い用途のあるカウンターも、造作家具として準備すれば部屋にマッチします。素材にこだわってつくれば、10年経っても劣化が少なく、大切に使い続けることができます。
本棚
サイズや厚さが異なる本も、すっきり収納できます。並べて収納するスペースや表紙を見せて収納するスペースなど、オーダーメイドなので用途に合わせて設計できます。天井に届くような本棚は災害時の転倒が気になりますが、造り付けなので大きな心配も入りません。
机
学習机やワークスペースなどは、体の大きさに合わせてつくることができます。体に合った高さなら、長時間の作業でも負担になりにくく、むしろ集中できます。子どもの成長や作業内容に合わせて、高さを調整できるようにしておけばさらに使い勝手が良くなります。
テレビボード
シンプルな置き型タイプ、壁に取り付けて床から浮かせたタイプなど様々なデザインの中から選ぶことができるテレビボード。リビングの雰囲気を決める大きな役割を担うからこそ、こだわりたいですよね。テレビの大きさや収納する物の量を考慮して設計することで、違和感なく空間に馴染みます。
造作家具にこだわった注文住宅の施工事例
それでは、感動ハウスが手がけた造作家具の施工事例をご紹介します。
① 3世代が自分らしく住まう二世帯住宅
避暑地にある別荘のような雰囲気を出すために、天井と床を木目にしたいとリクエストされたこちらのお家。ブルーグレイの壁を差し色として効かせるご提案をさせていただき、心地よくリラックスできる空間に仕上がりました。
造り付けの壁付きのカウンターは、元々は奥様のミシンがけスペースとしてつくったものの、今はお子様の水槽を置くスペースに。幅広い用途として活用できるのがやはり魅力ですね。
② 経験豊富なプロ同士が手がけた最高の住まい
キッチン横に、子どもたちが勉強するためのカウンターデスクをつくったこちらのお家。
家にいちばんいる奥様の要望をできる限り叶える間取りになるよう反映し、素敵な住まいが完成しました。
③ 不安を一切感じなかった安心の家づくり
こちらのリビングの書斎スペース。リビングの収納が少ないのでは……ということで、空間を確保。ラック以外をミリ単位で設計して作りました。
お客様ご自身で、ネットで購入されたラックを組み立てさらにかっこいい仕上がりに。隣につくった書斎も含め、本当に気に入っている場所です、とおっしゃっていただける場所になりました。
造作家具をつくる時の注意点
造作家具をオーダーする場合、以下の点に注意しましょう。
寸法を確認しておく
設置する場所に合わせて、家具の寸法を決める必要があります。間違った寸法で製作してしまうと、部屋と家具のバランスが悪い、扉など開け閉めするのが難しい、などの問題が発生してしまう可能性も。事前に設置場所を決め、寸法を確認した上でオーダーするようにしましょう。
素材選びは慎重に
家具に使用する素材は、木やアイアン、ガラスなど種類が豊富で、それぞれに特性があります。どんな素材を使用するのかによって、強度や価格、見た目の印象などが変わるため、慎重に素材を選ぶようにしましょう。テイストによってマッチする素材は異なるので、住宅会社にアドバイスをもらいながら決めていくと安心です。
テイストに合ったデザインを選ぶ
造作家具をつくる時に大切なのは、テイストに合わせて使用する素材や構造、色の合わせ方などを考慮することです。テイストと異なる雰囲気に仕上がってしまうと、造作家具の良さを活かせなくなってしまいます。 内装を決める段階で、テイストにあわせながら造作家具の設計も同時に進めていきましょう。
製作費用の見積もりをしておく
市販の家具と比べて、造作家具はどうしても製作費用が高くなる傾向があります。望むデザインや素材を使って製作する場合どのくらいかかるのか、事前に製作費用の見積もりを出してもらいましょう。 予算オーバーになる場合、希望する物に限りなく近付けるためにはどこを変更すればいいのか、相談しながら計画を立てていくのがおすすめです。
造作家具にまでこだわったおしゃれな注文住宅を!
造作家具を取り入れる場合、素材選びからデザインの検討、製作費用の見積もりなど、慎重な事前準備が必要です。事例も参考にしながら、理想の家づくりを進めていけるようにプランニングを進めていきましょう。
「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。ぜひ完成見学会や展示場で実際に目で見て確かめてみてくださいね。