ホテルライクな家を建てたい！特徴や間取りポイント・事例紹介
日常を過ごす中で、非日常感も味わうことができる「ホテルライクな家」。ホテルのようなおしゃれな家なら、忙しい毎日でもほっとリラックスできる時間を大切にした暮らしを実現できそうですよね。とはいえ、ホテルライクな家を建てるにはどのような点に注意したら良いのかわからないことも多いもの。
そこで今回は、ホテルライクな家を実現するために知っておきたいメリットやデメリット、外観や間取り計画のポイントをまとめてご紹介します。
コラムのポイント
・高級感、清潔感、非日常感のあるホテルライクな家。特徴やメリット・デメリットをまとめました。
・色使いや素材感の統一など、これからの間取り計画の参考にしていただきたいホテルライクな家づくりのポイントを事例も交えながら紹介しています。
ホテルライクな家とは
ホテルのような高級感、清潔感、非日常感のある家のことを、ホテルライクな家といいます。
ホテルライクな家の特徴
ホテルライクな家には、生活感がありません。すっきりとシンプルなデザイン、丁寧な暮らしを想像できるような生活空間は、日常生活を送っているとはいえ特別感があります。
ホテルといってもさまざまなテイストがあるため、イメージするホテルの雰囲気や色使いを参考にしながら、家族でしっかりと話し合いながら決めていくことが大切です。
ホテルライクな家のメリット・デメリット
ホテルライクな家にすることで、どういったメリットがあるのでしょうか。
メリット
- ・デザイン性が高いおしゃれ空間
- ・高級感のある落ち着いた住まい
- ・リラックスできる
- ・余計な物がないためお手入れしやすい
- ・空間に余裕が生まれる
シンプルですっきりとしたホテルライクな空間は、余計な物がないためおしゃれに見えるのはもちろん、掃除や片付けもしやすくなります。綺麗な空間で、家族と一緒にリラックスした時間を過ごせるでしょう。
一方で、次のようなデメリットもあります。
デメリット
- ・上質さにこだわるため建築費用が高くなる
- ・見た目を優先しすぎると生活しにくくなる可能性も
- ・綺麗な空間をキープするための手間がかかる
ホテルのような上質空間をめざすと、どうしてもコストがかかります。質の良い設備や建材、家具を揃えるとなると予算オーバー……ということも。
▶︎施工事例：シンプル×個性的なデザインが目を惹く平屋－K様邸－
優先順位を決め、必要な箇所に費用をかけ、納得のいく家づくりを進めていくことが大切です。また、質の良い設備や建材は長持ちします。後々のメンテナンスコストをおさえるつもりで、最初に費用をかけておくのもひとつの手段です。
ホテルライクな家づくりの外観・間取りポイント
それでは、ホテルライクな家にするためのポイントをご紹介します。
1. 外観と内装の色使いにこだわる
ホテルライクな家に仕上げるためには、外観や内装に使用する色の数を厳選しましょう。たくさんの色を使うとカラフルで明るい印象になりますが、カジュアルさや軽さが生まれてしまいます。できるだけ2〜３色に絞るようにしましょう。
白、黒、グレーは落ち着いた印象になります。黒をアクセントに、白とグレーのグラデーションに仕上げるのもおしゃれですね。ブラウン系は温かみのあるリゾートホテルのような雰囲気に仕上がります。外観と内装、全体的に統一感が生まれるような色選びがポイントです。
2. 素材を統一する
どういった素材を使うのかによって、内装の雰囲気はガラリと変わります。ホテルライクな家の場合、温かみのある柔らかい雰囲気の素材よりも、
- ・タイル
- ・レンガ
- ・無垢材
- ・アイアン
- ・ガラス
といったシンプルで重厚感のある素材や質感を活かした素材を選びましょう。
一つひとつの素材にこだわることで、上質でおしゃれな雰囲気を演出できます。
3. 開放感を演出する
ホテルの魅力といえばやはり、天井が高く広々としたエントランスや室内ではないでしょうか。広々とした空間には高級感が生まれます。ホテルライクな家も、天井を高くしたり吹き抜けや天窓をつくったりすることで高級感を演出しましょう。
天井の高さを出す部分と低いままの部分、といったように高低差をつけるとメリハリがつきよりおしゃれな印象になります。
4. 余裕のあるゆったりとした間取りにする
広く設計する方が多いリビングやダイニングは、できるだけ間取りに余裕をもたせゆったりと過ごせるような空間にしましょう。
すべての部屋に余裕を持たせることができれば満足度も上がりますが、あまり現実的ではありません。ここだけはゆとりを持たせたい、という空間を決めて、ホテルライクに仕上げていくことをおすすめします。
5. 照明計画は念入りに
ホテルのようなおしゃれな空間に仕上げるためには、天井に大きな照明をひとつ設置するのではなく、明るさや大きさの違う照明をいくつも設置するのがおすすめです。
天井に埋め込むダウンライトや天井から吊るすペンダントライト、壁に付けるブラケットライト、部分的に照らすスポットライトなど、バランスを考えながら配置してみましょう。
色や明るさにこだわれば、夕方以降の雰囲気が良くなります。家族の団欒時間をおしゃれに演出したい方は積極的に取り入れてみましょう。
6. 一定の室温を保つ快適空間をつくる
真夏でも真冬でも快適な室温が保たれ、過ごしやすいホテル。同じような住環境をつくるのは難しい……と感じるかもしれませんが、断熱の高い注文住宅なら実現可能です。
断熱性の高い注文住宅は、室内外の熱の出入りが少ないため一年を通して一定の室温を保つことができます。冷暖房が効かない、リビングとお風呂場の室温差が激しい、といったこともないため、体にも優しいのが魅力です。
住まいの断熱性を高めることで、まるでホテルで過ごしているような暮らしが実現します。
ホテルライクな家の施工事例
ホテルライクな家づくりのポイントをご紹介しましたが、感動ハウスが手がけたホテルライクな家もぜひ参考にしてみてください。
ホテルライクに暮らす家－芳賀郡益子町 O様邸－
お庭のヤシの木とシンプルモダンな建物外観の組み合わせが、まるでリゾート地に建つホテルのような素敵な家。
ハワイが大好きなご夫婦が建てたこちらのお家は、LDKや水回りは1階に配置し、2階は子ども部屋とバルコニーという、1階で生活がほぼ完結し平屋のように暮らせる間取りが特徴です。
内装は白、グレー、ベージュで統一し、シンプルな中にも温かみを感じられる空間に。リゾートホテルにいるかのような、余裕を感じさせるクリーンで洗練された雰囲気で、日々を丁寧に暮らすO様ご家族にぴったりのお家になりました。
シンプルで機能性の高いホテルのような暮らしができる家－宇都宮市 E様邸－
ご夫婦が理想とした住まいは、ホテルのようなシンプルで機能性の高い家。特に落ち着ける空間にしたいLDKと寝室は天井高に工夫を。
標準仕様は2.4mの天井高ですが、こちらの建物では2.2mの天井高にしています。あえて天井高を下げることで、安心感が増してリラックスできる空間に仕上げました。
機能性にこだわり暮らしの質を高め、シンプルな空間でリラックスできる大満足の住まいです。
家族とつながる、明るく開放的な住まい －筑西市 A様邸－
開放的なリビングは全体をグレイッシュトーンでまとめ、洗練された雰囲気に仕上げています。石目調の床やテレビスペースのタイル、さりげない間接照明やダウンライトが上品でほっと安らぐ空間に。
夫婦の繋がりを持ちながらも、1人の時間を大切にできる住まいです。
ホテルライクな家を建てるなら……
ホテルで過ごしているような高級感や清潔感、非日常感に憧れているという方は少なくありません。リゾートホテルや高級ホテルなど、どんなホテルライクな家にしたいのかをまずはしっかりと話し合い、ポイントや施工事例を参考にしながら家族にとって最高のホテルライクな家づくりを進めていきましょう。
「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。ぜひ完成見学会や展示場で実際に目で見て確かめてみてくださいね。
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