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回遊動線のある間取りのメリット・デメリット|30坪前後の平屋・二階建ての実例も紹介

回遊動線のある間取りのメリット・デメリット

効率良く移動できて家事の時短にもつながる「回遊動線のある間取り」が今注目されています。

このコラムでは、新築注文住宅で回遊動線のある間取りを取り入れる際のポイントを解説します。

延べ床面積30坪前後で回遊動線のある平屋・二階建ての間取り実例も紹介しますので、暮らしやすい家づくりの参考にしてくださいね。  

 


コラムのポイント

・回遊動線を取り入れた間取りは、移動のショートカットや混雑解消に効果的で、家事を時短できる間取りにしたい方におすすめです。

・回遊動線は、ほかのスペースが狭くなってしまうなどのデメリットもあるので、建坪や普段の家事スタイルなどを考慮した上で上手に取り入れましょう。

・暮らしやすい間取りを実現するには、個別の条件や家事スタイルに合う最適な間取りを提案できる建築会社を選ぶのがポイントです。


 

回遊動線のある間取りとは?

キッチン・洗面所・ランドリールーム・ファミリークロークがつながった回遊動線の間取り

回遊動線とは、起点となる部屋から、さまざまな部屋へ行き止まりなく移動できる間取りを指します。

例えば、玄関を入るとLDKと洗面所への2つの動線があり、さらにLDKと洗面所もつながっているような間取りをイメージしてみてください。

回遊できる場所があると家の中での移動がスムーズになり、混雑も少なくなるためストレスも少なくなり、家事や外出・帰宅時の時短ができるようになります。  

 

回遊動線のある間取りのメリット

玄関から浴室、LDKを回遊できる間取り

外出前・帰宅後の動きが効率的になる

回遊動線を作ることで室内の無駄な移動が減り、外出前の準備や帰宅後の動きの時短につながります。

玄関からはリビングへの動線の他に、ファミリークローゼットや水回りなどへの動線を作って、そのままリビングへも通り抜けできるようにするのが基本です。

外出時はリビングから洗面所へ移動してメイクを済ませ、ファミリークローゼットで着替えてそのまま外出でき、帰宅時は上着をクローゼットにかけて洗面所で手を洗ってリビングへ入るといった動線が作れます。  

 

家事効率がアップする

キッチンや洗面脱衣所、洗濯物干し場などの水回りは基本的に近づけて配置しますが、それぞれを行き止まりなく配置することで複数の家事を効率良くこなせるようになります。  

 

混雑や渋滞を防げる

回遊動線を上手く取り入れることで、家族が同時に出かけたり帰宅したりする朝や夕方の渋滞や混雑を防げます。 家族が多い場合は洗面台を複数人で使えるワイド型にするなどの工夫もおすすめですよ。

 

開放的な家になる

回遊動線上のドアは引き戸を採用することが多いため、ドアを開放しておくと全ての部屋が一つの空間になったような開放感が生まれます。

常にドアを開けておくかどうかによっても変わってきますが、部屋同士の空気の通りがよくなるため換気がしやすく、少ないエアコン台数で冷暖房をまかなえる※などのメリットもあります。

※高気密高断熱仕様の家の場合  

 

回遊動線の主な間取りパターン

回遊動線は家のどの場所を軸にするかで間取りの特徴が変わってきます。回遊動線の主なパターンを紹介します。

階段(玄関ホール)中心

回遊動線のある玄関ホール

階段や玄関ホールを中心にした回遊動線は、家のどの場所にも行きやすいため便利です。

例えば玄関ホール(階段)→LDK→洗面所→廊下→玄関ホールのように動線をつなげると、来客の際は二階からリビングを通らずに洗面所やトイレに行けますし、帰宅時にリビングを通ることなく直接洗面所や風呂へ行けるなど、さまざまなメリットが生まれます。

 

キッチン中心

アイランドキッチンを中心にLDKと洗面脱衣所を回遊できる間取り

キッチンを中心にLDKと洗面脱衣所を回遊できる間取りは家事効率をアップしやすいのがメリットです。

キッチンの形状は対面キッチンでペニンシュラ型アイランド型にすると回遊動線を作りやすくなります。

キッチンと洗濯機のある脱衣所が隣接した間取りは、キッチンでの作業の合間に洗濯機を回すなど、ほかの家事への移行がスムーズになりとても便利です。

また、玄関からパントリー⇒キッチンへとつながる動線を作るのもおすすめ。まとめ買いした荷物も楽に収納できます。

 

中庭中心

中庭を中心とした回遊動線の間取り事例(平屋)

中庭を介してさまざまな部屋に移動できる間取りです。動線の良さだけでなく、中庭によって室内の明るさや風通しをアップすることもできます。

中庭中心の回遊動線は天候によって使い勝手が変わってくるので、メインの動線にする場合は屋根を付けたり、ガラス扉を付けてサンルームにするなど工夫しましょう。

 

【30坪前後】平屋・二階建てで回遊動線のある間取り実例

延べ床面積30坪前後で、回遊動線のある平屋、二階建ての間取り実例を紹介します。

【平屋風二階建て】中庭を中心に家全体を回遊する生活動線の家

玄関すぐのホールに隣接した中庭を中心に、ぐるりと回遊する生活動線のある二階建ての間取り事例です。中庭を通じてキッチンから玄関の様子が見えるようになっているので、お子さまの帰宅もすぐに分かるのが良いですね。

玄関から左手側は、シューズクロークからサニタリールーム(浴室)へつながっています。玄関から手洗い場、浴室へ直行できるので、汚れを中に持ち込みません。

シンプルナチュラルテイストの注文住宅LDK内装

玄関から入って右手側は客間やリビングなどのくつろぎスペースへとつながっています。お客様には水回りを見せずに直接リビングに招くことができるのもポイントです。

キッチン左奥の扉からサニタリースペース、そして玄関ホールへ行けます。中庭のおかげで動線の良さだけでなく家全体が明るくなり開放感もアップしています。

▶︎施工事例:ホテルライクに暮らす家-芳賀郡益子町 O様邸-  

 

【平屋】キッチン中心の家事ラク動線のある家

キッチンを中心にした回遊動線のある平屋間取り事例

キッチンを中心に、リビングと水回りを回遊できる家事ラク動線のある平屋の間取り実例です。

キッチンの裏側にランドリールームのある家事動線の良い間取り

キッチンの裏手がランドリールーム、洗面所、浴室のあるサニタリースペースとつながっている、とても便利な動線。LDKとサニタリースペースは必要に応じて引き戸で仕切れるため来客時も安心ですね。

▶︎施工事例:開放感溢れる勾配天井のある高気密高断熱の平屋-宇都宮市 O様邸-  

 

回遊動線のある間取りのデメリット・留意点

回遊動線のメリット・デメリットの両方を把握する

さまざまなメリットがある回遊動線ですが、間取り検討時に注意したいポイントもあります。メリットだけでなくデメリットも把握した上で検討しましょう。

 

居室が狭くなる、収納スペースが減る

回遊動線を作ったことによって通路が多くなってしまうと、その分お部屋が狭くなったり、収納スペースが減ってしまったりする場合があります。

 

コストが高くなるケースも

回遊動線のために部屋の2方向にドアを付けるなど部材が増えることによって、建築費用がアップするデメリットです。

ただし、回遊導線を作ると必ずコストアップするわけではありませんので、予算内で暮らしやすい間取りを実現できる提案力のある建築会社を選ぶことがポイントになります。  

 

構造への影響

通路を作るために壁をドアにするなど、壁の量を減らすと耐震性に影響する場合があります。設計担当者と相談しながら、建物の強度を保ちつつ動線の良い間取りを検討していくことが大切です。  

 

回遊動線の後悔を防ぐ間取りのコツ

アイランドキッチンを中心にした回遊動線のある間取り

最後に、「回遊動線はいらなかった…」と後悔しないためのポイントを紹介します。回遊動線のメリット・デメリットや土地、建坪などの条件を踏まえて、理想的な間取りを柔軟に考えていきましょう。

目的を明確に

回遊動線によって生活のどの部分をショートカットや時短、混雑解消したいのか「目的を明確にすること」が最も大切です。

「なんとなく便利そうだから」と実際の生活をシミュレーションしないまま作ってしまうと、意味がない動線になり暮らしにくくなってしまう可能性もあります。

逆に、今の生活の中で暮らしにくさを感じている場合や、改善したい動線がはっきりしている場合は、回遊動線で解決できないか一度検討してみるのがおすすめです。

〈回遊の中心にすると便利、間取りを作りやすいおすすめ場所〉
  • ・リビング
  • ・キッチン
  • ・畳スペース
  • ・中庭
  • ・洗面所・手洗い場
  • ・シューズクローク・ファミリークローゼット

 

収納量は十分かチェック

デメリットの章でも解説したように、回遊動線のために通路が増えると、収納スペースを削らなければならなくなってしまうこともあります。

適切な位置に十分な量の収納が確保できているか、間取り図上で必ずチェックしましょう。

また、部屋の一部が通路になることで家具を置くスペースがなくならないよう、配置もあらかじめ考えておきましょう。  

 

移動距離もチェック

回遊できる間取りでも、移動距離が長いと次第にストレスになる可能性もあります。

また、近い場所同士を回遊する間取りの場合、回遊動線を使わずに回り込んだ場合とあまり使い勝手が変わらなくなってしまうケースも。

家族全員の希望や暮らしの優先順位、実際の動きを想像して、本当に回遊動線が必要なのか、ほかの方法はないかなど総合的に検討していくことが大切です。  

 

通路をほかの用途と兼ねるなどの工夫を

収納やお部屋の広さが不足しそうな場合は、通路をほかの用途と兼ねるなど効率的にスペースを使う工夫がおすすめです。

例えば、廊下に造作でハンガーポールや棚板を付けて、ウォークスルーのファミリークローゼットにするなどのアイデアもあります。

洗面所で身だしなみを整え、廊下兼ファミリークローゼットを通り抜ける際に上着を着て玄関ホールへ出るなど、具体的なシーンを想像して用途を考えるのが成功のポイントです。  

 

まとめ

回遊動線を取り入れた間取りは、移動のショートカットや混雑解消に効果的で、家事を時短できる間取りにしたい方にもおすすめです。

一方で通路が増えるため、ほかのスペースが狭くなってしまうなどのデメリットもあるので、建坪や普段の家事スタイルなどを考慮した上で上手に取り入れましょう。

回遊動線は暮らしやすい間取りを実現するための一つの手段です。そのため、回遊動線ありきではなく、個別の条件や家事スタイルに合う最適な間取りを提案できる建築会社を選ぶのが、家づくり成功の大切なポイントになります。

感動ハウスはお施主さま一人ひとりに丁寧なヒアリングを行い、ライフスタイルやライフステージに合わせて、一邸一邸心を込めたオーダーメイドの家づくりを実現します。

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感動ハウス編集部

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