シンプルな家はなぜおしゃれに見える？外観・間取り・内装実例をチェック

シンプルな家は、洗練された外観・内装デザインと、合理的な間取りで、年齢や性別を超えて誰にでもフィットしやすく、様々なライフスタイルに対応しながら長く快適に暮らせるという魅力があります。

シンプルな家をおしゃれにするには、色や素材などの要素を厳選し、美しさと暮らしやすさのバランスを取りながらまとめていくことがポイントになります。

このコラムでは、洗練されたシンプルスタイルの家の魅力を、外観・内装実例を交えて解説します。シンプルだけどおしゃれに見える家を建てたい方や、ムダを省いた効率的な間取りの家で暮らしたい！という方は、ぜひ参考にしてくださいね。  

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コラムのポイント

・シンプルな家をおしゃれに仕上げるには、美しく見せる造形やインテリアのルールを踏まえながら、アクセントをうまく使って洗練された印象を与える外観・内装デザインを目指すのが成功のポイントです。

・シンプルな家は、動線の良さや可変性のある余白を残した間取りにすることで、お子さまの成長やライフスタイルの変化にも対応しながら住み続けられる「長く愛せる家」となります。

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シンプルな家はなぜおしゃれ？

シンプルな家は、最小限の要素ですっきりと見せる合理的な外観・内装デザインや、空間をムダなく使う効率的な間取りが特徴です。

シンプルな家がおしゃれと言われる理由はたくさんありますが、まとめると次のようになります。

 

①飽きがこない普遍的なデザイン

シンプルな家は、流行に左右されない住宅の定番デザインでいつの時代でもおしゃれに見える家になります。

個性的で暮らし方に合わせた複雑なデザインは、その人の好みにあった理想的な家と言えるかもしれません。しかし、好みが変わって飽きてしまったり、ライフスタイルや住む人が変わった時に使いづらい家になってしまったりするというリスクもあります。

シンプルで普遍的なデザインの家は、好みや住む人が変わったとしても、時代や人に寄り添うように馴染んでくれます。  

 

②誰からも印象が良く周囲に馴染む

シンプルな家は、住む人はもちろん、街中でも周囲の住宅や環境に馴染みやすく、誰からも受け入れられやすいという魅力もあります。  

 

③様々なインテリアテイストと好相性

シンプルな家には、モダンスタイル、ナチュラルスタイル、和風など様々なインテリアテイストが似合います。

好みのインテリアや家具がある方でも、シンプルな内装にしておくことで、自分好みに自由にアレンジができます。DIYが好きな方にもおすすめで、自分で家を作っていく楽しみが味わえるのもシンプルな家の魅力と言えるでしょう。

「シンプルなデザインをセンス良く見せるのは難しい」と感じるかもしれませんが、ポイントを抑えればおしゃれな家にすることができます。次に、感動ハウスが手がけた、内装や外観をシンプルかつおしゃれに仕上げた住宅の実例をご紹介します。  

 

シンプルな家のおしゃれな外観実例

シンプル×個性的なデザインが目を惹く平屋

広い土地を活かした横長の平屋。明るめな白の外壁に、玄関周りやサッシにアクセントカラーを入れて、全体が引き締まるように工夫しています。大きな片流れ屋根を採用して、存在感のある建物に仕上げました。

▶︎施工事例：シンプル×個性的なデザインが目を惹く平屋－K様邸－

 

木目がアクセントのシンプルモダンな二階建ての家

北道路の敷地を活かして、正面に窓の少ないシンプルモダンテイストに仕上げた二階建ての外観実例です。

木目の玄関ドアや目隠しルーバー、軒天をアクセントに使い、シンプルな中にも個性を表現。軒天の水平ラインと、玄関ドアとルーバーの垂直ラインのバランスが、外観をより洗練された印象に感じさせます。

▶︎施工事例：みんなが「集える」心地よい空間がある住まい－筑西市 Y様邸－

 

カフェ風デザインのナチュラル×シンプルな平屋

三角屋根が可愛らしいナチュラルテイストの平屋。ホワイトを基調としたシンプルな外観に、格子付きの窓やおしゃれな照明デザインを取り入れてアクセントを加えました。庭の芝生や飛び石、ヴィンテージウッド風の素材を使った門柱も外観のナチュラルな雰囲気を引き立てていますね。

▶︎施工事例：カフェ風デザインのナチュラル×シンプルな平屋－宇都宮市 I様邸－

 

計算された直線の配置が美しいフォルムの二階建て

白で統一されたシンプルな外壁に、軒を出さないスッキリとした屋根の水平ライン、一階正面の縦長のスリット窓の規則正しい配置、インナーバルコニーと玄関の凹凸など、全てが直線で構成され、美しく見える造形にこだわった外観実例です。

使う色は一色でも、様々な工夫で立体感を出しておしゃれに見せられることが良く分かる実例です。玄関ドアのグレーやサッシ、笠木のメタルカラーも外壁を引き立てています。

▶︎施工事例：家族とつながる、明るく開放的な住まい　－筑西市 A様邸－

 

シンプルな家のおしゃれな間取り・内装実例

白を基調にしたホテルライクなワンフロアLDK

アイランドキッチンを中心に、キッチン、ダイニング、リビングが1つの空間に納まったワンフロアLDKの実例です。写真で見るだけでも、シンプルなワンフロアの間取りの動線の良さが伝わってきます。

内装は壁や床、天井を白系で統一し、家具やカーテン、収納扉などはグレー系で揃えておしゃれなモノトーンインテリアに仕上げました。ゆとりのある空間づくりと相まってホテルのような高級感のあるLDKになりました。

▶︎施工事例：シンプル×個性的なデザインが目を惹く平屋－K様邸－

 

勾配天井で開放感あふれるナチュラルシンプルなLDK

勾配天井による吹き抜けのような大空間で開放感あふれるLDK。天井には化粧梁を配置して空間のアクセントにしています。

壁や天井はシンプルな白の壁紙で仕上げ、床や梁で木のぬくもりをプラス。カーテンやラグなどのインテリアにもこだわり、家族みんなでゆったりと過ごせる素敵なリビングになりました。

▶︎施工事例：カフェ風デザインのナチュラル×シンプルな平屋－宇都宮市 I様邸－

 

ライトグレーのグラデーションが高級感を醸し出すおしゃれなリビング

白×グレートーンのグラデーションでコーディネートした、シンプルかつ高級感あふれる空間デザインのLDK実例です。床・天井⇒壁⇒家具と面積が小さいものほど濃いグレーを使って、上手に空間を引き締めています。タイル調の床材や、白いレンガ調のアクセントウォールなど、高級感のある素材をミックスしたのもポイントです。

▶︎施工事例：家族とつながる、明るく開放的な住まい　－筑西市 A様邸－

 

シンプルな家をおしゃれに仕上げるコツ

間取りやシルエットもシンプルに

シンプルな家は、長く快適に住み続けられる家でもあります。

外観デザインは凹凸は少なく、直線的なシルエットが基本になります。インナーバルコニーやビルトインガレージは、雨風にさらされないアウトドア空間が作れるとともに、凹凸が少なく洗練された外観になるというメリットもあります。

内装は仕切りが少なくすっきりとした色使いで…などの見た目のシンプルさだけでなく、動線の良さや、可変性のある余白を残した間取り作りがカギになります。

シンプルな家といっても正解は一つではなく、人によってその定義や好みも異なりますので、洗練されたデザインの中に個性が光るような外観・内装づくりを目指しましょう。  

 

素材と仕上げにこだわろう

シンプルな家の内装は、使う色の種類を抑え目にして統一感のある仕上がりを意識しましょう。また、同じ系統の色でも素材が違うと空間に奥行きが出ます。アクセントにレンガや石材、タイル調などの素材を使うと高級感のある空間に仕上がりますよ。

外観デザインは、建物と外構をトータルで見た時にバランスの良い印象になるようにしましょう。バルコニーやテラス、ウッドデッキ、フェンスなどのエクステリアは、建物がシンプルなデザインだからこそ映える素材やデザインを選ぶとおしゃれになります。  

 

窓を有効活用する

窓によって外観の印象はかなり変わってきます。大きなガラス面の多い外観は開放的に感じられますし、逆に正面（ファザード）の窓が少ない家や小さい家は、店舗や美術館のような高級感が出ます。

窓の配置や大きさ・種類は、希望する間取りや暮らし方によって決まっていきます。その中で、外から窓がどう見えているかにも注目すると、シンプルな家がさらに洗練されたデザインになります。

〈シンプルで洗練された印象を与える窓の使い方の例〉

• 窓の縦位置・横位置を揃える
• 同じ種類・大きさの窓を等間隔で配置する
• 引き違い窓は中桟（なかざん）のないタイプでスッキリ見せる
• FIX窓も活用してガラス面を大きく見せる  

 

「見せる」「隠す」を明確にした収納計画

収納量を確保しつつ、場所ごとに「魅せる収納」「隠す収納」を明確にしておくことが、住んでからも散らからずおしゃれな家をキープする秘訣です。

造作収納はニッチなどを活用して凹凸が出ないようにするとスッキリとした見た目で動線も良い家になります。

収納する物の種類が多くごちゃつきがちなキッチンの背面収納やパントリーは引き戸やカーテンなどで隠せるようにしつつ、好きな器やボトルを飾れるスペースも作るなど、見せたいものと隠したいものを頭に浮かべながら収納を決めていくと失敗しません。

クローゼットなどの扉は、壁面やドアと色味を揃えるとよりすっきりとした印象になります。また、あえて収納扉にアクセントカラーを使う方法もありますので、空間全体のバランスを見ながら選んでみてくださいね。

 

ライティングでさらにおしゃれに

シンプルな家の照明は、天井に埋め込んでスッキリと納められるダウンライトが人気です。

部屋全体の照明はダウンライトでまかないつつ、ダイニングやキッチン、カウンターなどのポイント照明にペンダントライトやブラケットライトなどのデザイン性の高い照明器具を取り入れると、アクセントになり空間全体のおしゃれ度をアップしてくれます。

また、好きな方向を照らせるスポットライトやライティングレールで、光をデザインするのも素敵です。

 天井や床付近などに設置する間接照明も、シンプルな内装デザインを引き立ててくれるライティング手法です。

住宅の内装事例も参考にしながら、間接照明で快適な室内空間を演出してみましょう。

まとめ

シンプルな家をおしゃれに仕上げるには、美しく見せる造形やインテリアのルールを踏まえながら、アクセントをうまく使って洗練された印象を与える外観・内装デザインを目指すのが成功のポイントです。

また、シンプルな家は、動線の良さや可変性のある余白を残した間取りにすることで、お子さまの成長やライフスタイルの変化にも対応しながら住み続けられる「長く愛せる家」となります。

「感動ハウス」では、家族が「しあわせ」になれる家づくりのお手伝いをさせて頂きます。家づくりに関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。

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建築家 伊礼智氏の設計による、『ちいさく豊かに暮らす』をコンセプトに、空間のつながりを意識した上質な自然素材の家。

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